• ハイパーピンチ 「マッケンロー - 真賢狼 -」

 cloverさんのCOMIC1での新刊は、狼と香辛料本。自身でも後書きで触れてらっしゃいますが、ホロのような体型のキャラをチョイスするとは、ちと意外な気も。でも、中身を読むと納得のチョイスっつーか。ホロ×ロレンスの和姦モノという甘々路線なのですが、そこはそれ、きちんとcloverさんらしいエロエロな味付けがなされてまして、ただのだだ甘モノとは一線を画す仕上がり。ポイントは、原作の世界観を活かした舞台設定。街から街への移動中のひとコマってなカンジなんですが、移動中=野外というのがミソ。野外&二人きりというシチュに加え、しなやか且つ躍動感溢るる肢体の描写も相まって、その獣臭漂う青姦っぷりが眩すぎる。このエグさは獣系美少女なればこそ醸し出せる魅力ではないかと。無論エグいだけでなく、ホロのキュートさや奔放さ、無防備さといった点もきっちり押さえてあるので、ご安心。

 ハイパーピンチの作品は陵辱モノや後味の悪いモノも多いので読み手を選びますが、この作品は読後感が爽やかですんで、今まで敬遠してた方にもオススメです。

HP>http://www.geocities.jp/hi_per_pinch/
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 RT.さんのCOMIC1での新刊はコピー誌だったんですが、これが実に素晴らしい内容でございました。ここんとこ、微妙に迷走気味っつーかpositiveな愛が感じられる作品のリリースが無かったのですが、このキョン子本は久しぶりにRT.さんのキャラへの愛が感じられまして、読んでる側としては、それだけでもう嬉しくなっちゃったり。内容はタイトルまんまなハルヒコ×キョン子で、ハルヒコの勢いに流されるままキョン子がヤられちゃうってな寸法。キョン子ってな具合ですから、つまるところ女性化してるはずなんですが、そうは問屋が卸さない。RT.さんのふたなり系作品って基本的に女性器が無いんですが、この作品でもその路線を踏襲。ハルヒコはハルヒを若干男性寄りに描いていてデフォのハルヒコとは一線を画してますが、キョン子はデフォのキョン子のルックスなれど、下半身は男性器のみ。つまるところ、パっと見ではレズ風味なんですが、実際には2本のチ○コと白濁液が乱舞してたりするワケで、そんな倒錯感がこの作品の醍醐味。
 ちなみに、キョン子のチ○コは当然仮性包茎で、さらっとですが皮剥きシチュもフォロー。でも、見所はやっぱタマ描写かと。下着*1に包まれたタマのぷっくり感や、裏側までも執拗に描写する姿勢が素敵です。この一連のチ○コへのこだわりこそが女性器を省いた独自のふたなり路線を追求するに至る原動力なのではないかと。
 個人的には強力にオススメしたい作品なのですが、如何せんコピー誌なんで入手は困難。でも、今月開催されたふたけっとでも、やはりノリノリなキョン子コピー誌*2をリリースされてたので、そのうちオフセでのリリースもありうるかも?その日を夢見つつ、今日もキョン子の痴態を愛でるのでした。
HP>http://magicmachinery.com/
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*1:勿論女性用

*2:こちらは一姫×キョン子