5/1の記憶

 5/1は父の命日だったので、墓参りに行ってきましたよ。


 親族の都合がつくときは一緒に参るのですが、今年は都合がつかず、一人で行きまして。一人で行ったのは3年ぶりかな?その時はサバト明けだったはずw。朝までアホみたいに騒いでから、帰宅する前にヘロヘロの状態で墓前に立つという微妙に親不孝くさいカンジだったようなw。あまりにも早く多磨霊園に着きすぎてしまったので、周囲の花屋が開店するまで待たねばならなかったのも、今となってみれば良い思い出。


 今年は前日にイベントめいたものも無かったので、普通に昼過ぎに霊園に到着。馴染みの石屋で花を買い、桶等を借りる。田舎の寺だとMy桶や柄杓を常備しておけたりもしますが、多磨霊園クラスでそんなコト出来るはずもなく、おそらくは大多数の人が霊園周辺の石屋や花屋で桶等を借りてるのではないかと。ともあれ、桶を片手にほってほってと墓目指して移動移動。新緑の季節の霊園は、ちょっとした森林浴気分が味わえるくらい緑が溢れており、天候にも恵まれたおかげで実に爽快。方々で立派なツツジが花を咲かせており、眼福眼福。


 暫し歩いた後、ウチの墓のあるスポットに到着。事前に業者に頼んで植木の剪定等の作業をしてもらってあるので、煩わしい草刈り等の作業の負担は無いので楽ちん。懐への負担は増しますが、致し方なし。父の代から世話になってる業者さんなんで、費用を結構勉強してくださるので、費用対効果を鑑みれば業者任せの一択ってカンジ。とりあえず花を活ける筒を軽く洗い流し、買ってきた花を活ける。そして生前父が好きだったビールを墓にかけ、すぐさま水で洗い流すw。万遍なく墓に水をかけ、ついでに植木にも水をやり、黙祷し終えたところで墓参り完了。ちなみに、父は一応キリスト教徒だったので*1線香とかはあげないのです。墓石も洋式風味だし。〜回忌とかの法要や戒名も不要だったので、葬式を出す側としては非常に楽だったw。ただ、洗礼を受けてたりすると途端に面倒な事態に発展するんで、キリスト教の葬儀が楽ってワケじゃないので、誤解無きように。


 ちなみに、あたしゃ神も仏も否定しませんが、無宗教です。


 石屋に桶を返し、暫し談笑してから、バス亭を目指すべく霊園を縦断。行きは調布からバスというルートでしたが、帰りは府中経由なのです。何故かと言うと、府中にあるカラチというインド料理屋に寄りたいからw。ここはランチタイムにカレー・バイキングをやっておりまして、それがなかなか美味なのですよ。だもんで、墓参りの帰りには常に寄るようにしてるのです。この日のカレーの種類は、チキン、野菜、蕪、豆の4種。とりあえずチキンと野菜をチョイスし、ナンやサラダ、ラッシー等を用意し準備万端整えたところで、喰らう。約1年ぶりの来訪だったのですが、その感に若干味が変化したかも。以前よりもスパイスを抑え目にしてるのか、ちとマイルドな味付け。正しくファミリー向けなバランスと申しましょうか。パンチの効いた辛い味のほうが好みではあるけど、マイルドさの中にもちゃんと深みとコクが感じられるので、物足らなさとは無縁。これはこれで実に美味。チキンが以前よりも柔らかくなってたり、野菜カレーを筆頭に具財が増してたりするのは大歓迎な変化だったので、結局なんだかんだでチキン×2、野菜×2、蕪×1、豆×1を平らげ御満悦。ちなみに、ほぼナンだけでいただきました。ここのナンはほんのり甘いし、クリスピーさともちもち感を併せ持ってるので、美味でございます。オススメ。今度新宿店にも足を運んでみよう。


 鼻から溢れそうになるオクラ*2を押さえつつ店を後にし、今度こそ帰路に着いたのでした。

*1:洗礼は受けてない

*2:野菜カレーに入ってた