4/27 "COMIC1☆2"@東京ビッグサイト

 日曜は、今年前半の最大の山場である即売会に行ってきましたよ。


 普段は魔人やyki君という色んな意味で強力な面々とチームを組んで即売会に臨むのですが、今回はその両名がやんごとなき事情により欠場という事態になってしまったので、盟友ant君と共にsat君らの助力も乞うて、この難局と対することになりまして。傍から見れば「何を大袈裟な・・・」ってな話ですが、本人たちは至って大真面目。キモオタの面目躍如ですな。


 つーワケ、今回もイベントがある週の予定は仕事のみに絞込み、仕事の合間を縫ってカタログやサイトのチェックを進め、参加出来ないメンバーのオーダーとかを取りまとめるといった作業に没頭し、前日を迎える。この日は、ライブ帰りのant君を我が家に迎え、翌日始発で今回の会場である東京ビッグサイトの最寄り駅である国際展示場駅を目指すってな手筈となっておったワケで。翌日大一番を控えておりながらも、敢えてバンドマンとして正しい行動を貫くant君の気概に感心しつつ、あたしゃ粛々と仕事と最終チェックに専念。結局ant君は25時頃の到着となりまして。そこで素直に寝とけば良かったんですが、ついうっかり分担購入の打ち合わせをし始めちゃったもんだから、さぁ大変。あっという間に時間は過ぎてしまい、気がつけば27時っつーか、午前3 時。ウチの最寄り駅を始発が発つのは5時過ぎなので、ウチを出るのは4時半過ぎ。あたしゃギリギリまで情報を拾い集めるため、出発の一時間前には起床するのが常なので、4時半過ぎに出るっつーコトは、起床は3時半過ぎ・・・寝てる時間なんて無いよ、ママン。


 ともあれ、多少なりとも横になっとかないと間違いなく翌日に支障を来すので、一旦お開きにして各自寝室へ散る。布団に横になった途端「最終チェックはせずに、小1時間ほど寝るかなぁ・・・」と甘い誘惑に駆られそうになるも、こういう時にだけ発揮される鋼鉄の意志を以って世迷言を捻じ伏せ、30分ほど横になった後、当初の予定通り3時半過ぎに起きだして、チェック作業を再開。その甲斐あって、前夜までは更新されなかったサークルの情報を入手することが出来たので、己が選択に悔い無し。暫し後にant君を起こし、余裕を持って4時半過ぎに家を出たまでは良かったのですが、出発して数分と経たぬ間に小雨がぱらついてきまして・・・。天気予報では昼からは天候が回復して晴れる予報でしたが、よもや朝がたまで雨が残ろうとは。最悪の事態に備え、コンビニで折り畳み傘を購入してから駅へ向かう。小雨というハプニング以外はこれといったトラブルもなく、順調に乗換えを繰り返し、6時半頃に国際展示場駅に到着。駅舎を出ると、弱いながらもしっかり雨模様。さっそく折り畳み傘を使おうかとも思いましたが、使用後のことを考えると使う気にならず、結局コンビニでビニール傘を購入するという体たらくw。


 傘を差し、会場目指して歩を進めると、傘の花が咲いているのを視認。6時半過ぎの時点で一般入場待機列は館内から溢れ、外にまで到達しておりました。昨年の初夏の陽射し攻撃も結構厳しかったですが*1、雨よりは遥かにマシだったよなぁ・・・と一人ごちつつ館内へ。先行してたele君やsat君、bsちゃんらと談笑したり、udさんらと打ち合わせをしたりしながら時間を潰し、今回お世話になるtuさん、yoさんと合流して入場。通常、ビッグサイトで2ホールを使うくらいの規模の即売会ならサークル証は1サークル3枚がデフォなんですが、COMIC1は事実上の前身イベントであるComic Revolurion*2の名残をうけてかサークル証が2枚なため、ホール内は微妙に閑散気味。でも、開場時間近くになると名物の外周待機列がしっかり形成されたりして、良くも悪くも活気づいてきたところで開場。地響きをあげて突進してくる一般入場者の群れ*3を横目に、ワタクシもお目当てのサークルを着々とチェック。幸い、さしたる苦も無くお目当てのサークルは回れたので、ほっくほく。頼まれもののサークルなんかも一通り回り終え、正午頃に帰還。以降は、粛々と売り子に専念・・・といきたいトコでしたが、時限コピー誌頒布や精算の度にフラフラとスペースを離れるといった体たらくで、ろくすっぽ売り子として機能しませんでした・・・。好意に甘えてばかりではいかんなぁ・・・と猛省。


 ちなみに、時限コピー誌頒布の際、またしても比嘉さんに遭遇w。今回は三平×2さんとご一緒でした。いつか開催されるであろう「4日目 vol.4」で、この日の収穫物の話が聞けるかとw。


 そんなこんなで無事閉会を迎えたのでした。閉会後、荷物番をしてる時に、世話になった友人の近くのスペースにいた昔から好きな作家さんにちょっと声をかけて、一方的に好意をぶつけてみたり。ワタクシ、基本的に観たり読んだりして気に入った方にはなるべく直接声をかけてその感想を伝えるようにしてるのですが、それなりに人気のある作家さんって一人でいる機会があんまないから、声をかけにくいのよね。今回は撤収時の間隙を突くことが出来たので、ラッキーでした。十年以上好んで読み続けてる作家さんだし、自分の日記でも過去の作品のレビューとか書いたりしてきたけど、やっぱ作品に対する好意は直接作家さんに伝えたいしね。こういうコトが出来るのも即売会の醍醐味の一つかと。


 そんなちょっとした出来事なんかも楽しみつつ、恙無く撤収作業を終え、会場を後にしたのでした。今回はサバト関係者は全員帰ってしまってたので、久しぶりに旧交を温めようかとも思っていたのですが、売り子をしてる時から若干意識が飛びがちになってたので、無理せず素直に帰路に着いた次第。帰りの電車で立ち寝しちゃったりもしたので、この判断は正しかったかなぁ、と。でも、久しぶりにゆっくり話をしたいので、なんとか近いうちに機会を作りたいところ。不義理はいかん・・・と言いたいトコですが、ワタクシにはそういうコトを口にする資格が無かったりするのが悩ましい。愛想を尽かされないように、せめて日常では誠実にありたいと思う今日この頃。


 ともあれ、欲しかった本はだいたい買えたし、ssさんらともお話出来たし、前述したように好きな作家さんに声をかけることが出来たしで、個人的には大満足なイベントでございました。ただ、別行動してた友人らによると列形成や入場時に結構トラブルが多発したらしく、仕切りには結構問題があった模様。話を聞く限りでは一般参加者よかスタッフの側に問題があるように思えたので、もう少し一般参加者にも気を配っていただけたらな、と。サークルさんには概ね好評なようなので、余計そう思ってしまうのです。

*1:後日、日焼けで皮が剥けたしw

*2:通称レヴォ

*3:これは比喩的な表現ではなく、本当に地響きが巻き起こるのだ