引き続きメタル・ネタ

Metal Church "Date with Poverty (live)"

 極めて普通なHeavy Metalなんだけど、「普通」ってトコがポイント。メタル的な華には欠けるかもしれないけど、そこが味かなぁ、と。この楽曲が収録されてる3rd

Human Factor

Human Factor

では随分垢抜けたと思うんだけど、ブレイクすることなく消えていったような。
Riot "Dance of Death (live)"

 世間的にはRiotと言えば"Warrior"

ってイメージが強いでしょうが、1988年にリリースされた再結成後のアルバム
Thundersteel

Thundersteel

以降の、Speed MetalとPower Metalの中間を行くようなサウンドが実にカッコ良いのですよ。とりわけ、
Privilege of Power

Privilege of Power

のカッコ良さは特筆モノ。テクニカルで攻撃的なんだけどドラマチックなHeavy Metalサウンドが炸裂しまくってて、今聴いても全然グっときます。ホーン・セクションを導入してたり、コンセプチュアルな作品であるが故にSEが多用されたりしてるので今ひとつ世間的な評価は伴ってませんが、楽曲のクオリティは実に高いぞ、と。音は全く似てないんだけど、Mars Voltaの1st
De-Loused in the Comatorium

De-Loused in the Comatorium

M-1〜3にかけての流れにゾクっときちゃうような方は、要チェック。
Gorky Park "Try to Find Me (live)"

 80年代末〜90年代にかけてソ連〜ロシア*1で活動していたHRバンドの1stに収録されてた曲。
Gorky Park

Gorky Park

 ソ連のバンドってコトで色眼鏡で見られがちだったため過小評価されてたんだけど、普通にキャッチーでポップなHard Rockサウンドをクリエイトしてたんだけどね。Bon Jovi絡みでデビューしたため、Bon Jovi譲りなアメリカンHR色が強いけど、ヨーロピアンのHRとも違う独特の旋律が随所に織り込まれているため、数多存在するBon Joviフォロワーとは一線を画していたような。今聴いても普通に楽しめるポップなアルバムですんで、機会があれば聴いてみて欲しい一枚。
Bonfire "American Nights (live)"

 せっかくなんで、Bon Jovi絡みでもう一バンド紹介。当時「ドイツのBon Jovi」と言われてたBonfireですよ?80年代のもっさいHR以上でも以下でもないんですが、こういうのは嫌いじゃない・・・っつーか、好きw。当時の日本では好事家が聴くくらいで人気とは無縁でしたが、その後はどうだったのかしら?ともあれ、時代の潮流に流されることなく、いまだ現役で活動し続けてるという事実だけでも賞賛に値するのではなかろうか。こういう愚直なれど誠実なバンドは好きです。
Fireworks

Fireworks

*1:デビュー当時は、まだロシアじゃなくてソ連だったんだよw