12/16 "横須賀歌麻呂単独公演「土下座セックス500戦全敗」"@下北ファインホール

 今回の会場である下北ファインホール*1には18時過ぎに到着。開場時間が19時ということもあり、やはりと言うか何と言うか開場待ちをしてる人などいるはずもなく。微妙に寒風吹き荒ぶ中で小1時間も開場待ちをするなど利口な人間がする選択ではありませんが、他ならぬ横須賀歌麻呂の単独ライブですんで、いかなる艱難辛苦にも敢然と立ち向かう所存。つーコトで、世田谷区秋葉原にて恒例の残念な会話を展開。女3人集まれば姦しいと申しますが、残念な男子が8人も揃ってしまうと、もはや激甚人災。乳首to乳首、尿道to尿道、といった高尚なシチュを筆頭とした各種性癖トークがそこここで繰り広げられ、寒さと時間と理性を忘れる一同。
 そうこうしてる内に開場時間を迎えたので、順次入場。適当な位置に陣取って再度猥褻トークを再開してる間に席はどんどん埋まっていきまして、最終的には驚きの満員御礼。善哉善哉。そして開演時間の19時半過ぎにスタート。最近やってるネタ中心かと思いきや、殆ど新ネタで揃えてくるという嬉しい誤算があったので、予想以上の面白さでご満悦。ゲスト無しの単独公演だったのでネタとネタの幕間*2が結構あるんですが、そこは自身のカラオケでカバー。序盤こそ原曲どおりに歌った正統なカラオケだったのですが、徐々に歌詞を改竄して横須賀色に染め上げてきまして、その下品なパンチライン満載の歌の前に全員撃沈。暗闇なせいで聴覚に意識がいってるせいもあり、これが結構効きましたw。
 てなカンジで幕間も退屈させない仕掛けが施されていたのですが、言うまでもなく本ネタも秀逸。横須賀のネタの魅力は下ネタなんですが、それを一層効果的に炸裂させるために静と動の対比を効果的に用いてまして、他のネタ*3ではそのマナーを意識してネタが構成されているのですが、この日披露された取調べネタやロボット・ネタでは違った趣向で攻めてきたのでガツンときましたね。

 取調べネタでは、入りこそ刑事の静かな尋問からだったんですが、以降は延々容疑者のターンで、終始不遜な態度で激昂しながらエロトークをまくしたててそのまま投げっぱなしで終えるという荒業を披露。一方のロボット・ネタは終始自身がロボットになりきり、通りすがりの女性を分析してはセックスに持ち込める可能性を弾き出すってなネタでして、横須賀にしては珍しくロボットという体を貫き通し、終始淡々とネタを進めていくという新しいスタイルを見せてくれたのが新鮮でした。

 一発目のネタでは若干の緊張を隠せませんでしたが、2発目の取調べネタからは本領発揮。以降は高値安定の荒ぶる下ネタ魂を見せつけてくれやがりまして、腹筋が痛くなるほど笑わせていただきましたよ。ラストはサイン入りのパンティー*4を客に投げつけまくりながらフロアを練り歩き、自身もハミ出た陰毛も眩いパンティー一丁姿となったところで微妙にemoいトークを展開してくれまして、せっかくの良い話も台無し風味w。でも、そういう照れ隠しをせずにはいられないシャイな一面も横須賀の魅力だと思うのですよ。次回の単独公演も超期待。

 終演後は某店で飽きもせずに猥雑な談笑を繰り広げ、23時前にお開きとなったのでした。

今回のライブ画像はこちら参照。

*1:銭湯の2F

*2:勿論照明を落とすので場内真っ暗

*3:冷静な学級委員、冷静なブサイク、キレまくるやんちゃ坊主の3役で構成される学級会ネタとか

*4:敢えてこう表記したいw