ここんとこ毎週金曜はスタジオなんですが、昨日もご多分に漏れず。支度を整え、いざ行かんってなタイミングで相方から電話が。なんでも、人身事故の影響で現在電車が止まってるので、ちょっと着くのが遅れそう、とのこと。相方とスタジオにてキャッキャウフフってなカンジで音を出すのが最近の一番のお楽しみなだけに、このアクシデントは痛い・・・。しゃーないので、いつもは最寄り駅で待ち合わせてからスタジオの赴くところを現地集合に変更し、出発。
 幸い、電車はすぐ来たので、ワタクシが先行してスタジオ入り。とりあえず、相方が来るまではセッティングの試行錯誤を繰り返す。ここ数回は来るライブ用に歪み系のエフェクターを試しているのですが、なかなかこれぞってな歪みに行き着かない。さらに、歪み系とコーラスとの相性の悪さにも頭を悩ませておるワケで。ちなみに、使ってるコーラスはコレ↓。

ARION SCH-Z コーラス

ARION SCH-Z コーラス

 まず最初に試みたのは、A/Bboxを使うセッティング。コーラスと歪み系を別個にセッティングし、それをA/Bboxで切り替えるってな寸法。以前安価で購入したものの思ってたような使い方が出来ずに放置してあったベリンガーのA/Bboxが役立つ日がこようとは・・・。
Behringer AB100 楽器/アンプセレクター

Behringer AB100 楽器/アンプセレクター

 早速セッティングを済ませ、いざ音を出してみたのですが・・・あら?なんか音が混ざっちゃってますよ?このA/Bboxは2in1outにする機能もあるから本体のスイッチをチェックしてみたのですが、ちゃんと1in2outになってる・・・。微妙に音が混ざる上に、出力を切り替えても本来出力されないはずのアンプからハウリングが起こったりってなカンジで、にっちもさっちもいかず断念。しゃーないんでコーラスの使用を諦め、歪み系の選考に移行。ここ数回はダンエレのオクターバー・ディストーション*1を使ってたのですが、この日はファズを試してみまして。 高音重視のセッティングだとあんま良い音が出なかったのですが、何気に中〜低音を強調してみたら良い塩梅にザラついた音が出てきたので、これで決まり!といきたいトコだったのですが、唯一にして最大の問題が。このファズは初めて買ったエフェクターで、かれこれ7年くらい使ってるのですが、そのせいかスイッチングに若干難がありまして、「ここぞ!」というタイミングで踏み込んでも歪みが効かないコトがしばしばあるのですよ。ノイズのセットの場合は他の歪みとかも組み込んでるんでさして問題は無いのですが、これ単体で使うとなると、ちと不安が・・・。とりあえず保留っつーコトで、練習ではディストーションを使用。次回はロシアン・マフを試してみようかしら。 てなカンジで方向性が定まった頃に相方が到着。そのまま練習に雪崩れ込んではみたものの・・・。一応ライブも近いので事前におおまかな流れを考えていたのですが、ウチらは二人揃って決め事を決めると途端にダメになるというタイプだもんで、流れを意識した途端大崩れ。やっぱ馴れないコトはするモンじゃないな・・・。つーワケでライブに向けての練習なんてこまっしゃくれた考えはあっさり捨て去り、いつもどおり曲っぽいのを作っては録り作っては録りを繰り返す。すると、俄然気分も盛り上がるし、いつもの楽しさが復活。やっぱウチらは気分屋なんだという事実を再認識。
 MySpaceをチェックしてくれてる奇特な方ならお気づきでしょうが、ここんとこウチらは省エネスタイルっつーか妙ちきりんなノリがお気に入りでして、速くてうるさいショートカットな曲とかをやっても全然盛り上がらんのですよ。それどころか、前回のスタジオ以降真っ当なギター・ロックの真似事にハマっており、誤解を恐れず書くなら複雑骨折したLemonheadsみたいなカンジの音を出すのがブームだったりするワケでw、今回もそんなカンジの音を中心に出してみたり。相方が即興で結構良いカンジの歌メロを乗っけてくれるんで、演奏やリフのクオリティはさておいても、意外とそれっぽく聴こえるのが面白かったりするのねん。ウチらみたいなバンドが真っ当っぽい音を出すのも一周回って面白い気がするので、この路線はもうちょっと突き詰めてみたい。50歳くらいになったら、こういう路線をメインにしてもいいなw。
 そんなこんなで、あっという間に2時間経過。練習後は隣駅のサイゼリヤでまったりしてから帰路に着いたのでした。

*1:Black Licoriceってヤツ