11/29 "苦肉祭 47〜アフリカで尻取りは無意味〜"@中野ハルコロホール

 金曜は中野にお笑いを観に行ってきましたよ。
 いつものように、まずは新宿のとらを経由。11/30売りのエロゲフライング販売してるコトを期待したのですが、空振り。しかも探してたエロマンガも見当たらなかったので、普通にベルセルクの新刊とかだけを購入し、泣きながら中央線快速に飛び乗り、一路中野へ。
 中野には日曜に来たばっかでしたが、そのときは全くブロードウェイ内を徘徊するコトが出来なかったので、この日はじっくりと物色。すると、毎度お馴染みレコミンツのワゴンセールが、いつぞやのように10枚以上購入で1枚¥100になるという素敵なレートを化していたので、早速飛びつく。前回掘った時とワゴン内のラインナップが多少変わってるし、何より1枚¥100というコトも手伝って、ちょっと目ぼしい音源には片っ端からチェックを入れる。その最中、仕事終わりのUDさんが合流するも、まだ半分近いワゴンが未チェックだったため、UDさんには先に食事を摂ってもらい、その間に残るワゴンを掘り続ける。
 結局、最終的には40枚以上の山が形成されてしまったので、それを抱えるようにレジに向かい、会計。すると、何故か店員がCDを分別しながら別途山を築き始めまして。なんとなくイヤな予感がしたので「これって全部¥100じゃないんですか?」と訊ねてみたところ、なんと¥100じゃないブツも混じってるとの返答が。確かに、一部のブツには別途値札がついてるモノもあったのですが、\100のブツと同じワゴンに放り込んであったら、それも¥100だと思っちゃうじゃん・・・。¥100以外のブツも精査すれば何枚か欲しいモノもあったのですが、なんかもうめんどくさくなっちゃったので¥100以外のブツは全部キャンセルし、¥100のCDを18枚購入。さんざっぱら苦労した挙句半数以上をキャンセルするハメになってしまったので、悪くない買い物をしたにも関わらず、どうにもすっきりしなかったり。無念。
 その後、食事を終えたUDさんと合流し、会場入り。当日券と、来月開催の漫才バカ一代の前売りを買い求め、晴れて3列構成に戻った席に陣取り、開演を待つ。今回の苦肉祭は開催4周年記念というコトもあり、前回に引き続いて出演者多めでした。その中から印象に残った芸人を数人ピックアップ。

 序盤はうかれ小島の一人勝ち。前回までは2ネタ披露してたのですが、今回は前回披露したオナニー・ネタ一本で勝負。密書を運んでいた忍びの者が、その密書に興奮してオナニーを始めるという、如何ともし難い下ネタが炸裂。勿論、今回もスタンディング状態で股間に手を突っ込んだのを筆頭に、最終的には客にケツを向け、寝そべりながら自慰に耽ってくれやがりました。途中、密書を舐めながら行為に耽るという戦慄がはしるアクションも披露。最低だけど最高ですw。

 ここんとこチアリーディング姿でキモいあるあるネタを披露するってなスタイルを貫いていた亀子のぶおは、久しぶりに真っ当な奇行ネタを展開。白タイツで全身 (頭部含む)を包み、無言でクネクネと踊りながら客に臀部へのスパンキングを強要するというなかなか壮絶なネタだったのですが、そのスパンキングの強弱を ○×の札*1の音色で表現し、×だと再度スパンキングを所望するってなトコが秀逸。100キロ以上の巨漢が全身白タイツ姿で、その巨大な臀部を客に向け、×を連打しつつも無言のままスパンキングを強要し続ける様は、それはもう狂ってて素晴らしい光景でございました。さらには、舞台代わりに設置されてる机の上に横たわり、無理から縦笛を吹きながら身をよじらせる姿の醜悪さときたら、筆舌に尽くし難いモノがありましたw。

 飯塚俊太郎は、冷蔵庫マンの衣装を纏うシークエンスを、コントとも実話とも判別出来ぬ楽屋ネタ感溢るるトークを交えて表現。見る間に冷蔵庫*2を組み上げていく手際の良さとは裏腹に、肝心のネタは相変わらずの冷え冷えっぷり。特に今回は冷蔵庫マンに扮さず、素の衣装のまま冷蔵庫ジョークを暴発させたりするもんだから、いつにも増してフロアが冷気で満たされまして、いやもう寒い寒いw。最終的にはいつもの冷蔵庫マンの衣装を身に纏って本物の冷蔵庫ジョークを披露してくれましたが、そこに至る過程がいつもとはひと味違ってたので、大いに楽しんだ次第。

 「初音ミクには卑猥な言葉しか発させない」的なパンチラインでフロアをみっくみくにした萌肌実や、寿限無をベースにしたネタを披露して自爆したヤイビーン比嘉とかも個人的にはツボ。主宰の大本営八俵は、相変わらず天井知らずのテンションでフロアを縦横無尽に駆け巡り、危険発言を連発。特に苦肉祭の10大ニュースと題したネタでは、知られざる過去の事件の真相なども暴露しまくり、いろんな謎が解明されたとかされなかったとか。
 で、トリの殿方充が大爆発。M78星雲から来た宇宙人という体でネタを始めたまでは良かったのですが、そこからが異常。「地球で今まで目撃されてるUFOのうち、本物は山○譲二が見たものだけ」という件から始まり、M78星雲でいかに譲二が人気があるか*3を滔々と述べ、サブちゃんに捨てられた譲二を慰めるべく譲二と接触し、そこから爛れた関係へと雪崩れ込んでいく・・・という狂ってるにも程があるネタを披露*4

 ネタの最初こそ譲二に対する敬意や信奉っぷりが感じられたのですが、途中からは譲二を揶揄する発言に終始。宇宙人が一緒に営業で回ってる*5にも関わらず、一向にチャンスをモノに出来ない譲二に対する苛立ちを譲二との性交で紛らわすとか、展望の開けない状況から目を逸らすために、より激しいセックスを繰り広げることによって*6逃避するといった妙な説得力のあるネタの前に、ただただ爆笑。結構な尺の長さのネタだったのですが、時間を忘れる面白さ。殿方充、恐るべし。
 結局、終演は22時半前と結構な時間になってしまいましたが、充実したネタの数々を拝めたので、文句なし。来月はコミケ初日とモロかぶりなので行けないのがもどかしい*7。ともあれ、帰り際に1月開催の鬼畜寄席の前売りを購入し、寄り道せずに帰路に着いたのでした。

*1:○だと「ピンポーン」、×だと「ブー」って音が鳴るパーティ・グッズね

*2:の衣装

*3:その理由は、褌姿で歌ってる姿に惚れたという性的なモノw

*4:勿論、M78星人は男

*5:しかも UFOに乗ってw

*6:エグいスカルファック・ネタが飛び出し、ワタクシやTakさんを含む一部客だけ爆笑。残りはドン引きw

*7:多分二日目は行かないから、魔人らを引き連れて行ってみようかしらw?