11/4 "コスチュームカフェ19号店"@都産貿浜松町館

 浜松町へは、新宿から大江戸線を使って向かいまして、レギュレーションすれすれの時刻に会場入り。そこには既に数百の人*1が集まっておったのですが、和気藹々としたムードなど微塵も感じられず、ピリピリとした空気。この空気感は、まさに往年のレヴォのそれ。ある意味、レヴォの後継イベントはCOMIC1ではなくコスカなんじゃなかろうかw。そんな印象を持ち一人ごちていたのですが、程なくして笑ってられない事態が勃発。
 会場到着後程なくしてスタッフが出て来まして、列形成を始める旨を伝えた瞬間、一般参加者の群れに一気に緊迫感が漲りまして、殆どの連中がジリジリと柵の前に集結*2。「なんせ人数が人数だから、肩叩き制で穏便に列を形成するだろう」と高を括っていたところ、なんとスタッフが「じゃあ列を形成しますんで、ゆっくり前のほうに来てくださーい」などと呑気なコトをのたまうじゃありませんか。餓えた野獣の群れにそんなヌルい戯言など通ずるはずもなく、柵のチェーンが外されると同時に前方に向かって人が雪崩れ込み、ちょっとしたWall of Deathが発生。ここはどこのNew Schoolのライブ会場ですか?しかも、そのWall of Deathにスタッフが巻き込まれて転倒してしまい、他のスタッフの肩を借りながら会場内へと消えていく始末。どんだけbrutalなイベントなんだ・・・。
ちなみに、Wall of Deathとはこんなカンジ。

 そんな凶悪な群集を前にすっかり引いてしまったワタクシたちは、かなり後方に位置するハメになってしまいましたが、悔い無し。怪我とかしたくないしw。ともあれ、列の形成も終わりひと段落。が、列圧縮の問題でワタクシの後ろに位置していたSDさんは次の列の前方に飛ばされてしまい、離れ離れに。まぁ列が固定されてから適当に行き来すれば良いやっつーカンジで、久しぶりの列最後尾間近というポジションを楽しもうとした矢先、最後方間近ならではの事態を遠目に目撃。どうも最後尾の後ろにしれっと並ぶ不逞の輩がいた模様で、幸いスタッフが排除して事なきを得ていたようですが・・・。最低限のマナーくらいは守っていただきたいものです。
 そんな突発イベントやらカタログ・チェックやらをこなしながらなんとか開場時間の11時まで耐え切り、入場。例によって階段を使って会場である 3Fまで進み、入場。真っ先にお目当てのサークルに向かい、なんとか新刊のコピー誌を入手。その足で他のチェックしてるサークルに移動。途中の Digital Loverで3F〜1F〜3Fという階段の昇り降りを余儀なくされるも、なんとか欲しいトコの確保には成功。他のサークルも順次回収し、事前チェック &分担分を無事消化したので、以降は巡回モードに移行してフロアを練り歩くも、これといった出物も無かったので、4Fの全年齢フロアに移動。
 こちらも入場時の待機列の少なさとは裏腹になかなか活気付いており、賑やか。コスプレ広場が設けられてるせいもあり、レイヤーの方々がフロアを闊歩されてましたが、ワタクシの目には同人誌しか映らないワケでして、どんなコスがいたのかビタイチ記憶にございませんw。ただ、コスプレしたリアルょぅ ι゛ょがいた記憶はあります。コスカの客層のストライク・ゾーンとしては低すぎだろうし、一応全年齢向けのフロアだったから問題は無かっただろうけど・・・。まぁ以前コミケで見た、エロ同人誌売ってるサークルが平然と子供連れで参加してた光景に比べたら全然マシだと思うケド・・・はてさて。
 そんな微妙に考えさせられる光景なんかを横目にしつつフロアを練り歩くも、特にアンテナに引っかかるものが無かったので、一旦見切りをつけ、2F の自販機コーナーに移動し、小休止。腰を下ろした途端意識が飛びかけるも、なんとか堪える。まだ時限コピー誌の入手というミッションが残されてるので、ここで寝落ちするワケにはいかないのです。喉を潤し、最低限の気力と体力を回復させたところで3Fに舞い戻る。その後は首尾よく時限を回収したりしながら過ごし、12時半頃、YKIさんらと館外で合流。まだ13時半頒布開始の時限が残ってましたが、かなり捨て鉢気味だったりw。
 ともあれ、ひとまず近場のコーヒー・ショップにしけこみ、次の一手を協議するフリをしながら弛緩。個人的には、このまま会場には戻らずに昼飯食って解散ってカンジでも良いにゃー・・・と思っていたのですが、なんとYKIさんが漢らしく最後の時限サークルを狩りに行くとのたまったので、その男気に惚れたワタクシとSDさんも追随。最後の気力を振り絞って再度都産貿に乗り込み、一路目当てのサークルへ。駄菓子菓子、件のサークルは予告時刻よりも先に頒布を開始してしまったらしく、ワタクシたちが着いた頃には完売w。ま、館外で時限コピー誌の頒布時間を待ってる時点でアウトっちゃアウトなんで、致し方なし。これで後顧の憂い無く、晴れて都産貿を去れるというもの。かくしてワタクシたちは清々しい気分で都産貿を後にし、昼食を摂るべく秋葉原に向かったのです。
 さっくりと秋葉原に移動した後、目指すは最近のお約束であるヨドバシ内のとんかつ屋・・・といきたいトコだったのですが、ふとワタクシが大酋長の存在を思い出してしまいまして。この店は平日のランチタイムだと1時間¥980で焼肉食べ放題という素敵なサービスを展開しているのですが、週末には足を運んだことが無いので、そのサービスをやってるかどうか不明。だもんで、とりあえず様子だけ窺ってみますかっつーコトになったので、ヨドバシをスルーして行ってみたり。
 幸い、日曜でも問題なくランチバイキングはやっていたので、スキップしながら入店し店内の一角を占拠。そのまま肉祭りに雪崩れ込む。さすがに3人だと肉の回転が速い速い。大酋長はグループ毎に大皿が1枚支給されるシステムでして、その大皿に肉をてんこ盛りにしておいたにも関わらず、結構なピッチで肉が消えていきまして。特に中盤までのハイピッチっぷりは目覚しく、肉の補充、焼き具合の調節、そして摂取という一連の工程が見事なリレーションで展開されまして、会話らしい会話も無いまま肉を貪り喰らってみたり。中盤以降は皆落ち着きまして、飽きることなく特殊性癖談義に花を咲かせる。
 そんなカンジだったので、あっという間に1時間が経過。いろんな意味でまだ若干物足らなさが残ったので、〆にラジオ会館の素敵ドリンクで乾杯して解散しようってコトになったので、近場の公園で一服した後、ラジオ会館へ。今回は、前回来訪時に気になってしゃーなかった「ホワイト」=フロート系のドリンクがお目当てだったので、メロンソーダwithフロートをチョイスしてみたのですが、これが全く以って期待外れ。「フロート」とは名ばかりで、実際にはぼんやりと甘い味のついたエスプレッソの泡の様なモノがソーダの上に乗ってるだけでして、メロンソーダが飲みにくくなる以外の効用ゼロw。「ブラック」がコーヒーだったのに比べると、余りにも普通過ぎて全く笑えません。まぁドリンクに笑いを求めるほうが間違ってるんですがねw。
 てなカンジでワタクシは惨敗したのですが、SDさんはやってくれました。自らが飲んでいたホット・リアルゴールドに「熱いから」という理由だけでYKIさんのアイスコーヒーだかコーラだかを投入しまして、オリジナル・ブレンドという境地を開拓。これがまた絶妙な匙加減で調合されてまして、どちらも単体では全く問題無いにも関わらず、ブレンド後は、お互いの光を消し合う如何ともし難いフレーヴァーを醸し出しており「飲めなくはないけど積極的に飲むのは御免被る」ってな仕上がりに変貌。個人個人のブレンドのセンスが問われる時代の到来は、すぐそこまで迫ってきてるのだなぁ・・・と実感させられた次第。そうしてワタクシたちはしたり顔のままラジオ会館を離れ、駅へと消えていったのでした。
 皆と別れ、独り新宿方面のホームに立ったところ、ふと足に違和感を覚える。右足の膝の上の側面の筋肉が痙攣してまして。前日の早朝から延々活動してるし、途中豪ノリしたり即売会で幾度となく階段の昇り降りなんかも経てきているから、さもありなん・・・と思いつつも、とりたてて歩行等に支障は無かったので捨て置いたのですが、新宿を経て京王線に揺られていた時にアクシデント発生。なんと、右足どころか左足の同部位も痙攣しだしまして、遂には両足揃って患部が攣るという事態に発展。生憎と立っていたので強制的に患部が伸ばされるワケで、これがなかなかの痛み。このまま立ち続けるのは得策ではないと判断し、途中で下車してホームに設置してあるベンチへと身を委ね、患部をマッサージしながら一息。
 が、安堵して緊張の糸が緩んだのか猛烈な睡魔が襲ってきまして、あえなく寝落ち。程なくして電車がやってきたのに気づき慌てて乗車しようとするのですが、マッサージ途中でほったらかしになってる足が回復してる筈も無く、立ち上がった瞬間に激痛が奔り、ベンチに崩れ落ちるワタクシ。こんなやりとりを 3回ほど繰り返してしまいましたw。己が萌えっぷりに乾杯。結局、30分ほどでなんとか歩ける程度には回復したので、各停〜タクシーというコンボを駆使し、ほうほうの体で我が家に舞い戻った次第。どっとはらい

*1:300人くらいだったとか

*2:会場前の広場には入場を規制する、気持ち程度の柵が設けられていたのです。柵っつーか車止めってカンジかしら