9/9の記憶

 微妙にemoい気分のまま都産貿を後にしたワタクシとANTさんは、エヴァの映画を観に行くべくアキバに集ってるHTさん & YKIさんのコンビと合流すべく、アキバを目指して移動移動。合流後「今すぐメシを食わないと泣く」と強硬かつ一方的に主張するワタクシの我侭に皆が根負けしたので、映画の前に燃料補給するコトになりまして。
 当初の予定では先週「ファンタジア」に行った際に立ち寄ったUDXビル内のとんかつ屋が意中の店だったのですが、生憎と満席だったため、半べそをかきながらねぎしに向かおうと歩行者天国を進んでた最中、ふと知人に以前教えてもらった、週末限定でランチ・バイキングを行っているカレー屋の存在を思い出したので、ものは試しとそこに足を運んでみることに。途中、お馴染みのeARSを経由して件のお店「シャリマール」に到着。
 こじんまりとした店内は、15時過ぎというランチタイムとしては遅い時間帯であるにも関わらず結構混みあっていて、なかなか繁盛してる模様。幸い 4人がけのテーブルが一卓空いていたのですが、入店する前に確認しなければならないコトが。ワタクシのお目当ては当然ランチ・バイキングなのですが、残る 3名はあんま腹が空いてなかったので、バイキングは回避して単品メニューでお茶を濁したかったワケで。バイキングやドリンク・バーの類はメンバー全員揃ってオーダーしなければならいのがデフォなので、そこんとこをダメ元で店員さんに確認してみたところ、なんと別個のオーダーでも可とのコトでしたので、喜々として入店。インドの御方は懐の深さが違うぜ。
 つーワケで、ワタクシは一人バイキングをオーダーし、早速頂戴。ナンの姿が見えなかったのでご飯*1とルーという組み合わせ。ちなみに、ルーは3種類あって、どれもちゃんと温かかった。お味の方はというと、これがなかなか美味。とろみの少ないオーセンティックなインドカレー系なのですが、ちょっとパンチに欠けるものの*2、バランスよく上品に纏め上げてる印象。ところが、このカレーの真価は、こんなモンではなかったのです。
 一杯目のカレーを平らげたところで、焼きたてのナンがバスケットに盛られて出されまして。ナンを個別に出すシステムっていうのも珍しいなぁ・・・と感心しつつ一口食べてみたところ、あまりの美味さに悶絶。外側は適度にクリスピーなれど中はふっくらとしてるという絶妙な焼き具合。しかもルーとのマッチングもバッチリで、やめられない止まらない状態に突入。徐々に店内の客がはけていったせいか、ナンを食べ終わって一息ついていると、狙いすましたかの如きタイミングで焼きたてのナンが頼む前に届けられるという至れり尽くせりっぷりに震撼。それも、微妙にナンのサイズが巨大化していくという入念なサービスっぷりw。気分は「わんこそば」ならぬ「わんこナン」ってなカンジだったんですが、それが全く苦にならない美味なワケで。米との相性も全然悪くないんだけど、ナンとの組み合わせ推奨です。
 ひとしきり食べることに専念した後、恒例の残念なトーク・タイムに突入。今回は二次元性癖については拘りを持ちつつも基本的には保守的であるHTさんに対し、主に拡張の素晴らしさについて滔々と述べてみたり、そこから人体改造系へと派生してみたりってなカンジで、飲食店内で展開する話題としては相応しくないにも程があるトークに花を咲かせる。
 食後は、腹ごなしにとらのあなを巡回。先ずは地下に潜ってオススメの拡張本とかをHTさんに薦めてみたりするも、かたくなに拒み続けるというチキンっぷりに絶望。気を取り直し、今度は6Fに移動して久しぶりに¥100コーナーをチェック。買い逃しやら布教用やらのブツをちょこちょこ回収したのですが、最近のこのコーナーの品揃えは、大手の本は勿論のこと今年リリースされた本なんかも散見できたりして、同人業界のサイクルの早さに若干の切なさを禁じえなかったり。そんな微妙にemoい気持ちを引きずりながらも、5F〜4Fと順次移動し、買い逃したエロ同人誌がないかどうか血眼になってチェックするワタクシ。emoもへったくれもないですな。
 そんなこんなでとらを心行くまで満喫したところで、お疲れだったANTさんは離脱。残る面々は「Kiss×sis

Kiss×sis(1) (KCデラックス)

Kiss×sis(1) (KCデラックス)

求めて右往左往。が、とらは勿論アニメイトにも無くて、ちと途方に暮れてみたり。そこで思案した結果、メロン方面には流れず書泉ブックタワーにまで足を伸ばしてみたところ、見事入手に成功。友人が勤めてる本屋には入荷すらしなかったそうなので、意外と入手難易度高いのね・・・。ともあれ、無事に探し物を確保出来たので、意気揚々と店を後にし、某居酒屋に流れ着く。過去に何度もサバト絡みで訪れ、惨劇が繰り広げられた曰く因縁ありまくりなお店なワケですが、今回は少人数だから同じ轍は踏まないだろう・・・と高を括っていたのですが、あにはからんや、この日も同じ轍を踏みまくってしまったワケで。
 人数こそ少ないですが、サバト衆は少数になればなるほど会話の濃度が上がっていくのですが、この日もご多分に漏れず濃ゆい話題を展開。ほっけをつつきながら乳首チンポ話を声高にするワタクシたちは、生きながら埋められるに相応しい唾棄すべき存在・・・などと殊勝なコトを思うはずもなく、時折申し訳程度に音楽ネタを織り込みつつも、基本的には爛れた話題に終始。そんな調子でダラダラとくっちゃべってたら、あっという間に時刻は22時半。終電の足音も聞こえてくるような時間帯だったので、お開きに。精算を済ませ、一路駅へ・・・といきたいトコですが、せっかくの機会なんでもう一つイベントをこなしてから解散するコトに。そのイベントとは、みっちゃんの聖誕祭。みっちゃんとは、言わずもがなの松岡美羽嬢のことですよ?「誰?」とか口走っちゃうような不届き者は、正座正座。
 一日遅れではありますが、この日を知りつつ祝わない手は無いので、敢行。となるとバースデー・ケーキの一つも欲しいトコですが、さすがにホールのケーキを平らげる余力は残ってなかったので、5巻に収録されてるエピソードの記憶も新しいプリンを各自購入し、それを以ってケーキに変えさせていただくことに。
 近場のコンビニで各自別個のプリンをチョイスし*3、適当な催事場を求めて駅近辺を徘徊した末、ヨドバシ前のターミナルに行き着きまして。そこは、スケーターや、路上アイドル予備軍、オタ芸を打つ連中らが跋扈する末期的様相を呈する一角だったのですが、そこにプリンやら酒やらを片手にゆらりと現れたワタクシたちも、傍から見れば負けず劣らず異様な集団として映ってるんだろうなぁ・・・と一人ごちつつ微妙にシニカルな笑みを浮かべてみたり。
 で、適当なトコに陣取り、意味無くプリンを並べてみてからYKIさんの音頭の下、みっちゃんの12歳の誕生日を祝ったワケで。その後、もふもふとプリンを食らいながら、秋葉原の懐の深さっぷりに軽い眩暈を覚えてみたり。だって、スケートに興じる連中と歌ってる連中とオタ芸打ってる連中と立ちながらプリン食ってる連中が一堂に会する場所なんて、世界広しと言えどもなかなか見当たらんぜw?カオティックにも程がある。
 なんだかんだでプリンを食った後も立ち話に興じちゃったので、帰りは終電ギリギリコースと相成ってしまったのでした。どっとはらい

*1:サフランライスではなく普通の白米で、ジャポニカ種でございました

*2:辛さ控えめ

*3:ちなみに、ワタクシがチョイスしたのは「モンブラン・プリン」という文字通りプリンの上にモンブランのトッピング部が鎮座ましましているという破壊力満点な一品