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今回のPCトラブルで地味に影響がデカいのが、音楽の視聴環境。iPod導入以降は、購入してきたCDを普通にコンポで聴く以前に、まずiTunesにブチこむ、という作業がデフォと化しておりまして、めっきりオリジナルの音源を聴く機会が減ってきておりまして。iPodをコンポに繋ぎシャッフルで聴いてれば、CDと違って一々音源を切り替える手間が省けるので、仕事中のBGMとしては文句無しだし。
だもんで、往年のお気に入りの音源とかもiTunesにブチこんだら一部を除いて*1どんどん棚の奥に追いやったり、ダンボールに詰めてしまっちゃったりしてるワケで。
ところが、今回の一件で肝心要のiTunesのデータを消失してしまったので、音源のインポート作業を一からやり直さないといけないハメに･･･。CopyTransでiPod内の音源は復旧出来るけど、iTunesには手持ちのiPod*2以上の音源が入れてあったので、事前に iPodに入れてなかった音源は復旧せざるを得ないワケで。
つーコトで、とりあえずiTunesをDLするトコから始めて、インストールを経て起動。ところが、その際になんか妙なトコをクリックしてしまったらしく、猛然と外付けHDD内にあった音源のデータを取り込み始めるiTunes。ご丁寧にwmaファイルもmp3に変換し、勝手にインポートしてくれてやがりますよ？幸いっつーかなんつーか、zipファイルで保存してた音源が大半だったので助かりましたが、それでも約18Gの音源がインポートされてしまいました。しゃーないんで音源のリストをつらつらと眺めてみると、容量の問題で旧iTunesにはインポートしなかったtechno系の音源があるわあるわ。しかも、ライブやDJ mixモノが多いため、尺の長い音源ばっかっつーか、一部の音源は常軌を逸した長さで唖然。
トップはAutechreの音源で、8時間21分。勿論、1つの音源の長さです。ネットラジオかなんかで足掛け二日に渡って流された streaming音源かなんからしい。時点はCarl CraigとLaurent GarnierのDJ mixで、5時間48分。CDやLPだったら何枚組になるんだｗ。こういう長さの音源が切れ目無く聴けるのってデータならではだよなー、と感心したり。従来の音源のフォーマットの束縛の一つから解放されたワケだけど、これを活かした新たな表現手法って、どんなものになるんだろうか･･･。
てなコトをぼんやり考えてる間にインポート終了。改めてリストをチェックすると、曲名はおろかアーティスト名すら記されてない音源が多々あって、もう何がなんだか。まとめて削除しようかとも思いましたが、せっかくインポートしたんだし･･･っつーコトで、地道にチェックを入れていく。モノによっては正体が判明したりもするのですが、全く何の音源だか分からないものも多々ありまして、そういった音源は黙って削除削除。
そういった作業を経て、なんとかiTunesの整理完了。以前のiTunes内のラインナップとかなり趣が異なるので、なんか他人のiTunes を使ってるような錯覚に陥るｗ。そんな中から真っ先に聴いたのは、昨年のAltern8のライブ音源だったのは、ココだけのヒミツ。今聴くと、一周回ってカッコ良いコトこの上なし。やっぱ昨年のsonar、行っとくべきだったか･･･。
仮初めの音源をブチこんだは好いものの、日常的に楽しむ成分が圧倒的に欠けている感は否めないので、今度は手持ちのCDをインポートしていくコトに。手始めに定番中の定番であるSnuffの1stをチョイス。レベルやジャンルなどの微調整を済ませてから、ポチっとな。当然のようにインポート作業が開始されたので、一安心して画面から目を逸らそうとした瞬間、予想だにしない光景を目の当たりにしてしまいまして。
なんか、ありえない速度で次々と曲がインポートされていくのですが･･･？それもそのはず、旧機種だと最高でも×6.0弱くらいだった取り込み速度が、なんと×26.0とかになってますよ？シャア専用をも上回る驚愕の速さに愕然。ドライブの性能は大差無いはずなので、おそらくはCPUの性能向上の影響なのではないかと。恐ろしい子。ﾜﾀｸｼ、別に絵を描いたり3Dゲームをやったりするワケではないので高性能なCPUなど不要だと思ってたのですが、こんな身近な部分で恩恵を受けられるとは思ってもみなかったので、なんか得した気分ｗ。この速度で取り込めるのなら、リカバリー作業も苦じゃないわ。
つーコトで、2Gほど新たに追加してからシャッフルで流してみたんですが、ここでも性能向上の恩恵が。今までは重かったiTunesの動作が実に軽やか。流れるように曲が連なっていき、快適快適。これなら仕事しながらでも並行して使えそう。これでiPod内の音源を戻せばだいぶ旧iTunesのラインナップに近づけるけど、馴染みの曲を戻す前に、今の新鮮なラインナップのまま暫し楽しむのも悪くないかなぁ･･･とか思ったりする今日この頃。
