7/6の記憶

　例によって4時就寝7時起床。とりあえず家中の窓を開け、換気換気。然る後、階下に移動し、朝食の準備に取り掛かる。
　まずは昨夜の残りもののお味噌汁*1を火にかける。その間にキャベツを適当に千切り、擂りゴマと塩と塩昆布で味付けし、香り付けにゴマ油を数滴散らして擬似サラダ風味に仕立て上げ、ついでにお味噌汁のトッピング用に茗荷筍*2を切り刻む。一本だけ切るのもなんだったので、数本刻んで、余剰分はキャベツの千切りの中に放り込んでみたり。
　そうこうしてる間にお味噌汁が温まってきたので、あえてちょっと沸騰させてから火から下ろす。お味噌汁は沸騰させるモンじゃないけど、残り物で、しかも具財にじゃがいもが入ってる時に限っては沸騰させ、ちょっとクタっとさせるのもアリだと思うのだが、どうか。
　ともあれ、支度が整ったので、冷凍庫からやはり前夜の残りのご飯を取り出し、電子レンジにブチこむ。保温で保存したヤツよか断然美味しいですよ？待つこと暫し、ご飯がホカホカになったところで、ようやく食事に雪崩込む。千切りキャベツがちょっと多かったので、朝っぱらから顎が若干くたびれましたが、それもまた好し。
　程よく腹も膨れたところで、間髪入れず後片付けを済ませ、朝食完了。そして仕事開始。粛々と仕事に勤しんでいたのですが、昼過ぎ頃にちょっと煮詰まり、作業中断。昨日amazonから届いた漫画とかを愛でつつ気分転換を図るも、今ひとつ脳内にかかった靄が晴れなかったので、本格的に気分を変えるべく、散歩がてらに近所をブラつくコトに。
　こないだ発掘したHusking Beeの2ndや

PUT ON FRESH PAINT

Green Dayの5th

Warning

とかを聴きながら、ゆるゆると隣の駅まで歩く。Green Dayの5thは、リリース当時全然ピンとこなかったんだけど、久しぶりに聴き直してみたら普通のポップ･ミュージックとしてとてもクオリティが高く、楽しめました。このアルバム以降は聴いてないんだけど、ぼちぼち集めてみようかしら･･･とか思いつつ、
　普段だと多少なりとも人と出くわす道程なのですが、今日に限っては何故か人影がまばらで、なんとも妙なカンジ。むせ返るような濃ゆい緑の香りを満喫しつつ、道中の紫陽花などを愛でてみたり。でも、遠めには色鮮やかなのですが、写真にでも収めようと思って近くに寄って見てみると、意外なほど萎れてたりしてるワケで。あんま雨降ってないし、見ごろも過ぎてるし･･･っつーコトで、愛でるに留め、歩を進める。
　炎天下とまではいかないにしても、蒸し暑い昼下がりに人気の無い街中を彷徨っていると、なんか学生時代の夏休みの頃を彷彿としちゃって、妙にノスタルジックな気分になります。せっかくだから、そんなおセンチ気分を敢えて引き摺り、懐かしい公園にまで足を伸ばしてみたり。
　件の公園は、今、一緒にバンドをやってる相方と共に学生時代からちょくちょく足を運んでたトコでして。バンドを始めてからは、近場のスタジオで練習し、その後蕎麦屋で軽くメシを食ってから、この公園で酒を呑みながら*3終電近くまで語らいあうっていうのがデフォでしたのよ。ま、ここ2年ほどは一緒にスタジオに入る機会も無いので、必然的に足を運ばなくなっちゃったんだけどねｗ。
　それでも、優に十数年は通っていたので、そこここに思い出の欠片が散見出来るワケで。ウチらの定番のダベりスポットとか、変質者がオナニーしてた公衆便所とかｗ、ロケット花火の直撃と喰らったトコとか、多摩クリスタルに至る坂とか、まぁどうでもいいような記憶が次から次へと掘り起こされてしまい、ノスタルジーを通り越し、だんだん苦笑いへと変わっていっちゃったのは、ココだけのヒミツだ。
　ひとしきり公園の散策を終えたので、買い物でもして帰ろうかと思ったのですが、せっかくなので、近場のスーパーで適当に食料を買い込でから公園に舞い戻り、木漏れ日の下で優雅に昼食を堪能。たまには、こういうのも悪くない。
　十分にリフレッシュ出来たので、再度近場のスーパーに赴き、金曜恒例の冷凍食品半額セールで冷凍野菜中心にがっつり買い込んだり、早売りの電撃文庫等を押さえたりしてから帰路に着いたのでした。帰宅後すぐに仕事を再開し、今に至る。帰りは10ｋｇ以上の荷物を抱えての道程だったので肉体的には疲労しちゃったけど、精神的に思いっきりリフレッシュ出来たので、仕事は捗る捗る。この分だと週末は出かけられそうだけど、天気次第ではヒキコモル所存。

*1:具財はワカメ、豆腐、油揚げ、じゃがいも

*2:棒の様な形状の茗荷。味も香りも茗荷と変わらないけど、歯ごたえは異なる

*3:まぁあたしゃ呑まないんだけどさｗ