7/4 "We Are Disasters"@小岩eM SEVEN / sagyo / sox / 服部繁人 / Anal Brigade

 昨日は、小岩でライブをしてきまして。
 15時近くまで粛々と仕事に勤しんだ後、そぼ降る雨の中、小岩に向けて移動移動。期せずして先週と同様、17時前にeM SEVENに到着し、そのままリハに雪崩込む。今回は、久しぶりに空間系エフェクターを総動員し、先週の轍を踏まぬように歪み系も増量した結果、ファズ>コーラス>フェイザーオクターバーディストーション>アナログ・ディレイ>イコライザー>ブースター>ワウ>ミキサーというデッキを構築。いやもう接続するだけで面倒なことこの上なしw。
 で、音を出してみたのですが、全体の鳴りは悪くなかったんだけど、またしてもワウが効かない・・・。ワウに使ってるACアダプターの接触不良かと思い、他のヤツに変えたりしてみても劇的な変化は見られず、消化不良のままリハを終える。
 リハ後、「P2!」の3巻を買いに駅ビルまで足を運ぼうかと目論んでいたのですが、例によってDISCOで買い物しつつくっちゃべってしまい、気がつけば開場時間を過ぎていたので、駅ビル行きは諦め、陰沈のデモテ×5、CDRのmixCD、EaselとIn CorridorsのデモCD-R、そしてThe PridsのCDを購入してからフロアに舞い戻る。フロアは、いつも以上に閑散としてまして。それもそのはず、この日はウチらも含め全4バンドが出演するのに、メンバーは総勢5名。つまり、ウチら*1以外は全員ソロ・アーティストだったワケで。
 先陣を切ったのはsagyo。この日は卓上の小型扇風機に紐状のものを付け、その扇風機を囲むように設置された2本のギターを、その紐状のもので鳴らせつつ、自身はベースを抱え、ドラム・セットに陣取り、ベースを片手で爪弾きながら時に激しくドラムを乱打するという、ある意味バンド編成のサウンドを展開してました。個人的には意外と激しく展開させたドラミングが印象的でした。毎度毎度趣向を凝らせているのにポップさをきっちり感じさせる手腕は、お見事の一語に尽きます。
 2番手はsox。PCでトラックを流し、ギターと歌を生で演奏するというスタイル。トラックは電子音系のギター・ロックもの。Mogwaiの"Rock Action"とか、Radiohead的といえば分かりやすいかしら。結構ささくれ立ったトラックと相反して、ギターの音色は柔らかくて細いし、歌は若干lazyだしで、なかなか一筋縄ではいかないカンジでした。
 3番手は激情系シンガー・ソングライターの服部繁人さん。エレアコ&ブルース・ハープのみを装備し、やるせないダメ人間の情念に塗れた歌を苛烈極まるテンションでお届けするスタイル。以前観たときよりも音や歌に重さや太さが増しており、その骨太さに圧倒されると同時に触発される。どんなジャンルであろうと「本気」で演奏されてる音楽には力があるのだ。
 で、トリのウチら。BGMにNavelの"Depend"を流し、上機嫌でセッティングに取り掛かる。ここでふと以前ワウが効いた時の並びを思い出したので、接続順を若干変更。イコライザーとブースターをテレコにし、ワウの前にイコライザーを繋げ、本番に雪崩込む。すると、ワウが効くじゃありませんか。一気にテンションが上がり、さぁ!って段になった瞬間、ギターのストラップが外れる(笑。ご丁寧に両方外れたもんだから、いろんな意味でキレてしまいまして、以降の記憶無し。我に返ったのは終了直後、自らの足の上に乗ってたギターを思いっきり蹴り飛ばした瞬間でしたw。幸い、綺麗に水平状態で吹っ飛んだので無事でしたが・・・こういうコトをしてはいかん!と自らに猛省を促してみたり。
結局、8分ちょいでライブは終わったそうで。なにやったかよく覚えてないんですが、ここ数回のライブの中ではベストだったんじゃないかしら。多分。終わった後の悔いがいつもよか少なかったし。
 終演後はどっと疲れたので、改装直後の香港亭にも寄らず、相方とまっすぐ帰路に着きましたとさ。どっとはらい
 ちなみに、さっきライブの模様を録ったビデオを見たのですが、音が思いっきりブツ切りになってて、まともに聴けませんでした・・・。久しぶりにYouTubeにアップしようと思ってたんだけど、これはお蔵入り。無念。

*1:2人組