5/10 "We Are Disasters"@小岩eM SEVEN / BIZZY KILLER GEDBENZ / ANAL BRIGADE / Le Fait Tuer / DEATHLIKE SILENCE

 木曜はeM SEVENでライブでしたのよ?
 入り時間が16時半だったので、ちょっとゆとりを持って15時頃に家を出たのですが、外に出ると、ぽつりぽつりと雨が降り始めてきたので、一瞬家に戻って傘を取ってこようかと考えたのですが、まぁ本降りになるには間があるだろう、と無理から思い込み、急ぎ足で駅に向かったところ、幸いにも天候はそれ以上悪化せず、無事に駅まで辿り着けまして。でも、道中も本降りの箇所こそ無かったものの、時折電車の窓に水滴が付着したりして、不安定な天候には違いなかったのですが、何故か小岩は日が射してたりw。
 ともあれ、無事に入り時間前にeM SEVENに到着し、そのままリハに突入。この日のセットは、マフ>ファズ>オクターバーディストーションイコライザー>ワウ>ミキサー>アンプ4台という、空間系のエフェクターを排除した組み合わせ。ここ何回かのライブは試行錯誤の結果、不本意な音の鳴りになるケースが多かったので、初心に帰って単純明快な爆音仕様を試みたワケで。結果的に、ここ最近では一番いいカンジのノイズが鳴ったので、満足してリハを終える。
 リハ終了後、約1日ぶりとなるメシを食いに、ガッツグリルか二郎に赴こうかと思ってたのですが、例によってDISCOで長話をしてしまい、気がつけば開場時間間近となっていたので、メシは諦め、フロアに戻る。すると、既に相方やSDさんが到着していたので、ゆるゆるとダベりながら時間を潰す。
 この日、ウチらは二番手。今回のコンセプトは「初手から全開で、力尽きたら終了」というもの。ここんとこ演奏時間が長くなる傾向にあったので、それを是正すべく、短期決戦型で挑もうってな寸法。で、とりあえずド頭から飛ばしてみたのですが、5分と持たずにワタクシの体力は限界にw。以降は何がなんだか分からず、終了。終了後、心臓が猛烈なブラスト・ビートを叩き出しており、本気でクラクラしましたw。うーん、体力無いぜ。終わった後にちょこちょこ話しかけられた気がしたのですが、マトモに応対できませんでした・・・スマヌスマヌ。
 ようやく心臓の鼓動も治まったところで、この日最大の楽しみであったDEATHLIKE SILENCEの番に。メガネを外し臨戦態勢を整えたHorn of Fateさんの表情は、既にトランス状態に突入しているためか、完全にイっちゃっていて、戦慄を覚える。そして、スタート同時に激しく体を動かしながら咆哮する姿は、極悪極まりない。計算された「魅せる」動きではなく、己が衝動に突き動かされる、G☆Gのオオノさんとかにも通ずるタイプの「いなたい」スタイルなんですが、それが好い。
 バック陣も強力で、ブラストも軽々とこなすDsと淡々と極悪な低音を刻むBもさることながら、Gがかなり印象的。ザクザクとリフを刻み込んだり、ヒステリックなソロを撒き散らしたりしたかと思えば、叙情的なフレーズなんかも聴かせてくれたりして、ナイスな仕事っぷりを披露。
 楽曲も、一応Black Metalの範疇に入るのかもしれませんが、リズムの感覚とかvoxのスタイルとかは個人的にHCな印象。特にライブでは一層HC度が増していて、大興奮。体調万全ならモッシュしたりヘッドバンギングに興じたりしたい楽曲てんこ盛りだったのですが、如何せん体がいうことを聞かず、視姦に終始。無念・・・。
 終演後は、お約束の香港亭で軽く打ち上げてから帰路についたのでした。