4/25 "自尊心謙遜心2ndシーズン"@小岩eM SEVEN / LIGHT STEPS / NONSENSE FOR LIFE / 肘(HIDGE) / ANAL BRIGADE

 水曜は小岩でライブがありまして。
 今回はベースを使うか楽器未使用にするかで最後まで悩んだんだけど、出かける時にほぼ雨が上がっていたため、ベースを持ってお出かけ。入り時間の16時前にはeM SEVENに入り、そのままリハに雪崩れ込む。
 今回のセットは、ベース/マフ/ファズ/ベース・アンプ
 ミキサー/ディレイ/コーラス/フェイザー/ギター・アンプ×3
という組み合わせ。ミキサー側は、各エフェクターをループさせて繋げ、さらにミキサー内でもループさせるってな寸法。ミキサー側の出音は煌びやかなのにベースの出音は濁ってという対比が面白いかと思って試みたのですが、やはりというか当然というか、思惑通りの音は出ないワケで。
 ミキサー側は問題無かったのですが、ベースの出音、とりわけ、胆である4弦の音がよろしくない。特にエフェクターを切った時の音に全く伸びが無く、エフェクターを入れると辛うじて音が伸びるってなカンジで、ちと使い勝手に困る印象。多少試行錯誤してみたものの出音は改善されず、しゃーないけどそのままの状態でリハを終わらせる。
 リハ後、なんとはなしに4弦をナマで鳴らせてみたところ、ミュートしてるかのような音が出たので、ビックリして本体をまじまじと視姦してみたところ、おかしな箇所を発見。サドルって言うんですかね?テールピース部分の、弦を載せる箇所。そこの箇所の足場であるネジが紛失してまして、弦を支える機能を全く果たしておらず、そのために音が綺麗に鳴らないってな状態。
 原因は分かったので、とりあえず対処を試みる。ワタクシ、普段から1、2、4弦の3本しか弦を張ってない=3弦はデフォで未使用なため、3弦の当該箇所のネジを外し4弦の箇所の移殖すれば良いじゃん!というステキな発想が閃いたので、早速実行に移そうとしたのですが、なんと3弦の当該箇所のネジも紛失しており、あっさりと希望が打ち砕かれまして・・・orz
 かくなるうえは、残る1、2弦のみで勝負するしか。まぁなんとかならんコトは無いのですが、さすがにそれはどうかしら・・・と思い悩みながら、一旦eM SEVENを後にし、この日初の食事を摂るべく三平に向かう。三平でスタミナ・セットを食し、100円ショップでビデオテープを購入してから、気分転換に改装されて綺麗になった小岩の駅ビル内を散策。小岩に相応しくないほど小綺麗なフロアを感心しながら愛でつつも、結局買ったのは西川魯介の新刊のみ、という体たらく。綺麗な駅ビルとか全く関係無いしw。
 買い物を済ませてからDISCOに寄り、あれこれお買い物。時間にゆとりがあったので、視聴コーナーで色々聴いて、ちょろっと購入。
 Nolto and Factorは、視聴してみたらNujabesとかにも通ずる品の良いトラックが好みだったので購入。Factorは、Nolto〜のトラックメイカーだったので、これまた購入。Grenadeは、日本人好みなemoテイストを内包した疾走感のあるサウンドが好みだったので、購入。Fine〜とAs A〜のsplitは、両バンドとも最近ワタクシが贔屓にしているイタリアのHolidays Recordsのコンピに収録されてるバンドだったので、迷わず購入。つーか、Holidays Recordsモノの音源の大量入荷をお願いします>DISCO様w。入荷されたバック・カタログを全部買っちゃいそうな勢いですよ?Herpianoは、デモが気に入ったので購入。繊細なGuitar Popサウンドが心地良い。
 ・・・ってなカンジで買い物を済ませフロアに戻ると、程なくして、ほぼ定刻どおりにライブ開幕。2番手のNONSENSE FOR LIFEもDUSTPAN辺りを彷彿とさせるゴリ押しサウンドでカッコ良かったのですが*1、この日はやはり肘(HIDGE)に尽きるのではないかと。以前観た時よりも圧倒的に突進力が増していて、怒濤の勢いでfastcoreっつーかgrindcore一歩手前の直情径行サウンドを連発。特にvoxの進化っぷりが著しく、躍動しまくりながら咆哮をあげまくる姿が圧巻。無論、他のメンバーの活躍も光ってました。特にDsの方は、ニコニコと笑みをこぼしているにも関わらず、鬼のようなタイトかつパワフルなドラミングを披露してくれまして、なんか凄かったよw。
 それと、個人的には、一切の叙情性を排したサウンドにも喝采を浴びせたいトコロ。徹頭徹尾ザラついた感触のトーンで圧しまくってくれまして、ホント痛快でございましたよ。また観たいです。
 で、ウチら。結局ワタクシはベースを使用するのを諦めまして、ミキサー一本で音を出そうかと思ったのですが、それをやるには時期尚早・・・と悩んでいたところ、天啓が閃きまして。この日、企画者なれどライブ・アクトとしては参加してない、サイトウさん(COHOL/sagyo)を巻き込んじゃえば好いんじゃなくって?己が閃きに陶酔し、相手の迷惑省みずに頼み込んだところ、なんとかOKを貰えまして、急遽3人編成で挑むコトに。
 が、それだけでは飽き足らず、フラっとeM SEVENに遊びに来てしまったシダさん(DEATHLIKE SILENCE)をゲスト・ボーカルとして無理矢理招き入れ、4人編成でライブを敢行。サイトウさんがベース、シダさんがvox、相方がDs&vox、そしてワタクシはミキサーってな内訳。ちなみに、シダさんはゲスト枠ですんで、海パン姿は免除w。
 一通りセッティングを済ませたところで、音を鳴らし始め、ワタクシは脱ぎ始めまして。まぁあれこれ凝ったコトも考えたのですが、やはりsimple is bestっつーコトで、白ブリーフ一丁という潔いスタイルをチョイス。そんな出で立ちで、基本的にはステージ上を行ったり来たりしたり、体を揺らしたり、ジャンプしたりしてるだけという体たらくw。だって、ミキサーやエフェクターを弄るくらいしかやるコトが無いから、手持ち無沙汰だったんですもの。
 そんなカンジで、個人的には実に楽しいひと時を堪能。いい汗かいたわー。まぁ観てる側はたまったモンじゃなかったろうけどね・・・スマヌスマヌ。
 終演後は香港亭でシダさん、相方と共に軽く打ち上げてから帰路に着いたのでした。久しぶりにライブで結構動いたんで、ホント疲れたわw。

*1:特に後半にかけての畳み込みっぷりはお見事