2/26 "苦肉祭 38〜プロの海女さん執事の八木さん〜"@中野ハルコロホール

 日曜の変態祭に引き続きまして、月曜には苦肉祭に行ってきましてよ?二日連続で濃厚な祭に行くっつーのも、如何なものかと。
 例に寄ってUDさんと中野ブロードウェイで適当に落ち合うコトになってたのですが、中古盤をちょろっと掘りたかったので、17時過ぎにブロードウェイに辿り着くもTakさんには連絡を入れず、単独でブロードウェイ内を徘徊。最近ちょこちょこ中野っつーかブロードウェイに来るようになったので、なんとなく館内の配置を覚え始めてる自分がイヤンw。
 最初はレコミンツの¥100ワゴンセールをつらつらと見て回ってたのですが、邦楽洋楽混在な上にシングル中心だったため、早い段階で切り上げ、他の店のワゴン品をチェック。すると、ふらりと立ち寄った音吉プレミアムのセール品の中からCRIMSON CURSEとHEPCATを発見したので、即保護。CRIMSON CURSEは言わずと知れたサンディエゴ・オールスターズなバンドなワケですが、よくよく考えてみればライブビデオは持ってるんだけど音源は持ってなかったので購入。HEPCATはオーセンティックなskaバンドでして、その昔BYOからリリースしたアルバム"Scientific"は今でも夏には必ず聴くくらいお気に入りの1枚だったりするので、購入した次第。
 元よりがっつり掘る気も無かったので、上記の出物を拾えた時点で終了風味。その後は、だらけの同人DEEP館をちょろっと覗いてから、UDさんに連絡を入れ、合流。ちと早めではありますが、夕食を済ませてから会場に向かおうってなコトになったので、中野恒例のステーキ屋で、肉を喰らいつつダメオタ・トークに興ずる。最近読んでる漫画の話が通じるって、素晴らしいw。さらに、最近ちょっと気になってた「世界樹の迷宮」をちょみっとプレイさせてもらったり。何気にDSに触ったのって初めてだったりしたのですが、画面とかすげー綺麗だし、適度な重みや操作性も良好で、ちょっと惹かれるものが。さらに「世界樹〜」が、ちょろっと弄っただけでも面白くて、本格的に危険な香りが立ち上り始めたので、慌ててUDさんにDSを返却。本格的にスイッチが入っちゃったら、マジで本体ごと勝っちゃいそうだから、怖い怖いw。
 そんなこんなでひとしきりくっちゃべってから、会場目指して移動移動。前回の苦肉祭の際には途中で喉が渇いたりしたので、今回は事前にドリンクを用意し、準備万端。万全を期すべく開場10分前くらいに件のハルコロホール*1に到着。我々と同じく開場待ちをしてるのは、数人程度。程なくして開場となり、例によって靴を脱いでお邪魔しまして、チケ代 & 3月の「漫才バカ一代」の前売り代金、併せて¥2000を支払い、入場。
 この日は月曜というコトもあり、立錐の余地無しとまではいかなかったですが、開演前にはあらかた席も埋まりまして、若干賑やかになってきたところで開演。前回は玉石混交風味でしたが、果たして今回は・・・と思っていたところ、序盤に、この日最大の爆弾が投下される。「chu×3チューブ」というコンビの「愛知万太郎」さんという方が登場したのですが、この方が凄すぎました。
 極度にあがり性なのか、登場時から異様にオドオドしていて挙動不審だった上に、噛む、噛まない以前に声が小さく活舌が悪いという芸人としては致命的な欠陥を晒しまくりだったのですが、それら一連の所作とド天然なネタの飛ばしっぷりが奇跡的な化学反応を起こし、異次元の笑いを生み出しまして、その壮絶な破壊力の前に玉砕。所謂天然系にカテゴライズされるスタイルなんだろうけど、あそこまでいっちゃうと、もはや天然云々という言葉では済まされないのではないかと。なんつーか、CAROLIER RAINBOW meets NAKED CITYっつーかw。
 そんな強烈な一撃のせいで動揺を隠せないフロアを鎮めるべく、急遽「米粒写経」の「居島一平」さんがお詫びの挨拶をしに出てきたのが印象的でしたw。
 以降のラインナップでは、危険な時事ネタ*2を織り込んだ歌詞をギター片手に歌い上げる「元気いいぞう」さんとか、ラッパーという設定で、奔放且つ自由気ままにラップしまくり、見事にやり逃げしてみせた「うつ八郎」さん。アコギ片手に、emoい前フリからNAPALM DEATHの"You Suffer"ばりなショートカット・チューンで落とす、という新手のgrind的手法を要所要所に織り込んできた「チャンス大城」さん。「名探偵ネタ」というお題を掲げつつも無軌道に迷走しまくり、最終的には身内 & 自身をネタにしての自爆テロを敢行した「ヘブリスギョン岩月」さん。自らの日記帳を持参し、客にランダムに指定させた日の日記を読むという、捨て身な行為が仇となった「ジャイアント小馬場」こと「杉田セリフ」さん。そして、ピンク・パンサー・コスを身に纏い、最低のシモネタとR-1での激闘の記憶とを、終始チ○コを弄りながら披露してくれた「冷蔵庫マン」こと「飯塚俊太郎」さん辺りが秀逸で、終始笑いっぱなしの2時間半でございましたよ。楽しみにしてた「殿方充」さんが欠席だったのは残念でしたが、その理由が最低*3だったので、好しw。
 終演後、冷めやらぬ興奮を鎮めるべく、マックで再度オタ話に興じてから、23時過ぎに帰路に着いたのでした。いやー、超面白かった!来月も是非観に行きたいものです。

*1:と言うと聞こえは良いですが、ぶっちゃけ民家なワケでw

*2:各種ガス会社とか某洋菓子チェーンとか某作詞家とか

*3:惚れてる女性を追って、宮崎県に滞在中w