昨日はアキバに行ってきまして。
 UDさんと電気街口で待ち合わせまして、無事に合流した後、まずは昼飯でもってコトになったので、定番の万世へ。ところが、この日の万世は様子が違う。何やらスーツ姿のリーマンの方々が大挙して押し寄せてまして、ちと異様な雰囲気。エレベーターの手前には万世のスタッフの方が出張っていて応対してるという、これまた普段は見かけない光景が展開。何事?
 そんな人波を潜り抜け、ランチメニューを出してる4F&3Fに向かおうとしたところ、無情にもフロアガイドの横に両フロアとも「満席」の表示が・・・orz。つーか、12時5分くらいに万世に着いたにも関わらず満席って、早くね?まぁいつもと雰囲気も違うし、早々に諦めて撤退。途中、地下フロアも覗いてみたのですが、これまた入場待ちの列が出来ていたので、スルースルー。
 でもって、万世を後に。次なる候補は「ねぎし」、それでダメならヨドバシってコトになるにゃー、などと協議していたところ、思いがけずUDさんから「大酋長」の名が挙がったので、物は試しと行ってみるコトに。
 「大酋長」とは、アキバでは数少ない食べ放題のお店でして、なんとランチタイムには1時間¥980で焼肉食べ放題というメニューを提供してくれてまして。普段は焼肉食べ放題とかは御遠慮したいお年頃なのですが、ここ2〜3ヶ月は、ちょっと焼肉を食べたいモードに突入してたので、良い機会かな、と。
 とある雑居ビルに5Fにある店舗に足を踏み入れてみると、「いらっしゃい!」の掛け声も一つも無く、それどころか店員がワタクシたちをスルーしまくりで右往左往してるという、のっけからM心をくすぐる放置プレイをカマしてくれまして、いいカンジ。どうも、この時間帯は食べ放題しかやってないみたいで、とっとと靴を脱いで、空いてる座敷に座りやがれ、というコトのようで*1
 靴を脱ぎ、板の間を進む。この通路の両脇と、奥の座敷にテーブルが据えられてるってな寸法。なんつーか、新宿の「豚珍館」の座敷に似た雰囲気だな。で、その座敷の一角が空いていたので、そこに陣取る。店内はだいたい満席でしたが、立錐の余地無しってなコトも無く、程よい混み具合といったカンジ。
 そっから先は、普通の食い放題スタイル。入り口付近のショーケース風味な冷蔵庫の中から肉や野菜を好きなだけ取ってきて食すってな塩梅。早速適当に肉を取り、焼いては食い、焼いては食い。まぁ¥980なんで、肉の種類は限定されてるし、肉質も推して知るべしってなカンジ。でも、タレがあんまクドくないので、個人的には食べやすかったり。
 普段、焼肉食い放題とかに行くと、鼻からカルビが出そうになるぐらい食った挙句、暫くは肉も見たくねぇ・・・ってなカンジになっちゃうのですが、今日に限っては物足りなさが先に立ったような。時間が1時間と短いせいもあって、程ほどの量しか食えなかったのが、その原因かしら。でも、思ってたほど店も混んでなかったし、値段を考えれば悪くはないメニューだったしで、また来たいですな。ただ、次に来る時には、迷わずに手荷物や上着とかの類を、席に備え付けられた衣類ケース*2の中に放り込もう。「無煙焼肉」と銘打ってはいますが、ライブハウスばりに、めがっさスモーキーでございましたよw。夜に帰宅した時点でも、ジャケットから香ばしい香りが漂っているという・・・w。
  これでアキバの個人的なメシ事情は、万世、ねぎし、大酋長の三択になりました。どれもおかわり自由っていうのがキモ。でも、大酋長は夏場は厳しそうだなぁw。すんげー暑そう。
 ともあれ、食欲は満たされたので、お次は物欲を満たすべく、メロンから攻略開始。平日とはいえ、まだ冬休み期間というコトもあり、普段の週末ばりの人出。が、事前に予想された事態だったので、慌てず騒がず、粛々と各種新刊をチェックし、あれこれ購入。昨年末にリリースされて以来、地味に探し続けてる「烏丸学園ガンスモーキーズ」の単行本が見当たらなかったのが若干引っ掛かりましたが、深くは気にせずメッセサンオーに移動。
 メッセをざっとチェックした後、とらへ。まずは6Fの中古フロアから。先日の冬コミの際に買い逃して一番悔いが残る「ねこバス停」の新刊セットが¥6000くらいで出てましたが、華麗にスルー。本だけ単体で再販しないかしら。他にも、各種冬コミの新刊が棚を賑わせてましたが、これといって欲しいものも無く。中古で探してる欲しいサークルの本も相変わらず入荷しておらず、失意のうちに6Fを後にし、5Fに移動。
 5Fもなかなか盛況でしたが、さして難なく欲しいブツを回収できまして、今度は足取りも軽く4Fへ。が、一目フロアを見た瞬間、その人口密度の高さに軽く怯みましたが、それも束の間、すぐに戦闘モードに切り替えて、敢然とピットに吶喊し、通販でオーダーしてる分をスルーしつつ、補完補完。
 ひとしきり買いこんでから1Fに移動しまして、今度こそガンスモーキーズを・・・って、よりによって2冊同時発売のB SIDEしかないですよ・・・?事ここに至って、ガンスモーキーズの入手難度の高さを思い知らされる。B SIDEっつーか後編だけ買うのも気が進まなかったので、ひとまずスルーして、隣のアニメイトの寄ってみるも、当然のように見当たらず・・・にょろーん。このまま駅前のゲーマーズK-BOOKSに雪崩れ込みたい気もしましたが、肝心要の用を済ませてなかったので、お約束の「タニマ」で一息入れるコトに。昨日UDさんと会った最大の理由は、冬コミ共同購入したブツの受け渡し&精算のためだったのねん。
 いつもの窓際の席に陣取り、喉を潤してから交換タイムに突入。互いのブツを確認しあい、静かにほくそ笑みワタクシたち。中でも嬉しかったのが、「少年フェイト」。会場での連絡の際、てっきりワタクシの分は確保できなかったと思い込んでたのですが、きっちり確保していただいてたそうで、感慨も一入。
 で、その「少年フェイト」ですが、凄いです。なんと装丁から紙質、内部のデザインや広告に至るまで、全てジャンプのパロディという徹底っぷり*3、。つーか、所謂漫画雑誌の紙で作った同人誌なんて初めて見たぞ。ここまでやられると、まさにグウの音も出ないっつーか。同人誌に興味無い人にも、これは是非手にとって見てもらいたい逸品です。ハラショー。
 ともあれ、そんなカンジで精算を済ませ、まったりとオタ・トークに興じていると、あっという間に日が暮れてきたので、ちと早めにお開きするコトにしまして、駅方面へと移動。最後にゲーマーズK-BOOKSをチェックして終了ってコトになったのですが、言わずもがな、どっちの店舗にもガンスモーキーズは置いてありゃしない・・・。肩を落とし、見るからに「にょろーん」なオーラを出しまくってるワタクシを不憫に思ったのか、UDさんが神保町方面に行ってみますか?という助け舟を出してくれたので、お言葉に甘え、書泉ブックマートを経て神保町方面に移動するコトに。
 手始めに立ち寄ったアキバ近くのブックマートは案の定不発に終わったので*4、ゆるゆると神保町に向けて移動移動。お茶の水には行くコトはあっても、神保町に行くコトは無いので、ちと新鮮。道中、ふとamazonでチェックしてみると、普通に在庫ありの状態だったので、ちと気が楽になる。最悪、神保町で見つからなくてもamazonで買えば良いワケで。
 普通に考えれば、amazonでオーダーして終了〜解散ってコトになるのですが、それでは釈然としないワタクシがいるワケで。なんつーか、amazonは最後の手段っつーかw。思い当たる限りの方法を試み、それでも入手が叶わなかった時に、初めてamazonに手を出す・・・それがオタとしてのワタクシの美学。
 そんな美学はドブにでも捨ててしまえ!という己が内なる罵声にニヤニヤしつつ、夜の千代田区を歩くこと暫し、神保町のブックマートに到着。この界隈では一番信頼の置ける漫画の品揃えを誇っている店とのUDさんの弁だったので、ここでダメなら諦めもつくというもの・・・。若干緊張した足取りで3Fのコミックのフロアに足を踏み入れ、平積みの新刊コーナーをチェックするも見当たらず・・・orz。これでエンターブレインのコーナーに無ければ、空振り確定。
 しょんぼりと肩を落としながらエンブレのコーナーを探しているところに、UDさんが何やら本を片手にやってきまして・・・って、それ、夢にまで見たガンスモーキーズのA SIDEじゃないですかッ!!!ようやく報われたよ・・・。それを受け取り、嬉々としてレジに向かい、mission complete。これで、今夜は枕を高くして眠れるぜ。
 でもって、わざわざ付き合ってくれたUDさんに重々礼を述べてから、現地で別れたのでした。どっとはらい

*1:店員がボソボソとなんか小声で言ってたのですが、言語不明瞭だったので、意訳してみましたw

*2:押入れに入れる衣装ケースみたいなヤツね

*3:雑誌のパロディっつーと、真っ先にコミコミ(「2000」じゃないヤツね)を思い出しちゃったりw

*4:B SIDEはあったんだけどね