12/14 "eM SEVEN 7周年記念-Deaf Vandalism-"@小岩eM SEVEN / BIZZY KILLER GEDBENZ / バリケン / ALALe Fait Teur / SETE STAR SEPT / ANAL BRIGADE / ONE MORE TRIO

 木曜は小岩でライブでした。普段なら電車で向かうのですが、昨日は、今回ゲストで出ていただくDRさんとYHさんが車で向かうというので、便乗させていただくコトに。
 13時前にウチまで拾いに来てもらいまして、手荷物を積み込んで出発。道中、BOØWYとかを聴きながら談笑しつつ、上を使って移動した結果、予想以上にすんなりと辿り着いてしまいまして、14時半頃に小岩入り。適当な駐車場に陣取り、eM SEVENに向かってみたのですが、まだロビーには照明も灯ってない状態だったので、荷物だけ楽屋前に置いておいて、DISCOを軽く覗いてからメシでも食いに行きましょうってな流れに。
 幸いDISCOは開いていたので、Yさんに挨拶しつつ、店内を物色。そうこうしてるとKNさんもやってきたので、先日のSETE STAR SEPTのマレーシア・ツアー時の土産話や、年明けの各種ライブの話なんかを中心に、久しぶりにゆっくりと談笑。その結果、気がつけば時刻はリハ開始予定の16時近くになってしまったので、メシの前にリハをしてしまうべく2Fに移動。2Fで荷物を移動したりしてるトコにHTさんも合流し、リハを行うメンバーが揃う。
 リハのトップはONE MORE TRIOことナッカメンさんだったのですが、ナッカメンさんはフロアでのライブなためセッティングもフロアで行っていたので、ステージでライブをするワタクシ達はステージ側に機材を並べるコトに。でも、その前にワタクシは本日の使用機材やら出演者らのリストを記入しなければならなかったので、一時離脱して楽屋で記入。再度フロアに舞い戻ってきたときには、既にユウヘイさんとハットリさんが、後期BLACK FLAGをちょっと髣髴とさせる、うねるインストを演奏してまして、慌ててセッティングをしつつも、そのうねりに酔い痴れてみたり。
 で、自分もセッティングを終えたので、音出し。結局事前にスタジオで自主練出来なかったので、何はともあれアンプを通した上でのワウの効き具合を確かめたかったのですが、踏み込むと予想以上に粒子の細かいノイズが出たので、一安心。これでアンプ4台全部使えば・・・という欲求もちょみっと顔を覗かせましたが、それはまたいずれっつーコトで、滞りなくリハ終了。
 リハ後、ライブ前には食事を摂らないというDRさんを除く3人で上海亭でメシ。YHさんに弄られ、拒みつつも終始ご満悦なHTさんを愛でながら食事をしてると、仕事終わりのelさんから、もうじき小岩に到着との連絡が入ったので、きっと二人きりになりたかったであろうHTさんに気を使って、ワタクシが一人駅まで迎えに行きまして。
 無事に落ち合えたelさんも上海亭に連れて行き、暫し談笑してから、録画用のビデオテープとかを買うべく、HTさん、elさんらと共に、小雨が降りそぼる中、近場のダイソーに出向く。さらに、eM SEVENに戻る途中でヨーカドーにも寄ってしまい、トップのBIZZY KILLER GEDBENZを見逃す。おまけに、相方を皆に紹介したりしてたら、続くバリケンも見逃すという体たらく。バリケンは相当カッコ良かったみたいなので、凹む凹む・・・。
 つーワケで、3番手のLe Fait TeurならぬANALe Fait Teurから観始める。今回はバンド名が違うことからも分かるように、ベースにアスピリンのBの方を招いた特別編成でのライブ。つーか、vox抜きのアスピリンって言い方も出来ますがw。相変わらず飄々とタイトなブラストを刻むケン様、意外とうねるベース・ラインを紡ぐベースの方、そしてギターを掻き鳴らしながら咆哮を上げるzun1さんとが織り成すサウンドは、インプロ風味なインストを基調としたサウンドで、そこにブラストを挿しこんでくるってなカンジ。Le Fait Teurとは差別化の図られたサウンドで、なかなか面白かったです。
 そんなライブの模様を押さえるべく携帯で写真を撮ろうとしたところ、ジャストなタイミングでNMさんからの着信があったので、慌ててフロアを出る。今仕事が終わったそうで、急ぎ小岩に向かうけど、到着は20時を過ぎるっぽいとのコト。ウチらの出番は5番目だから、普通なら全然間に合う到着予定時刻なんだけど、この日は2ステージ制でライブをやってた上に、各バンドの演奏時間も短めだったので、10分押しで開演だったにも関わらず、19時半頃には3バンドのライブが終了いてるという、ナチュラルにスムーズな進行だったので、ヘタするとNMさんが間に合わないかも・・・という懸念も。
 ところが、幸いというかなんというか、続くSETE STAR SEPTのドラムの方も遅れてるらしく、始まるまでかなりインターバルが空いたので、なんとかNMさんも間に合いまして。SETE STAR SEPTは、ただただ圧巻なピュアgrindをたっぷりと披露。素晴らしいとしか言いようが無かったです。
 で、ワタクシたち。一応序盤の展開は考えてあったのですが、セッティングが済む頃には、結構皆のテンションが上がっちゃってたので、一度止めて熱を醒ましてしまうよりは、このまま雪崩れ込んでしまうほうが得策と判断し、なし崩し的にスタート。以下略。
 終演後、ONE MORE TRIOの穏やかなノイズを聴きながら、撤収作業。今回はJCの上で飛び跳ねたり、倒したりしながらのパフォーマンス。かなりぞんざいにJCを扱っていたので、てっきり自前かと思ってたのですが、なんとeM SEVENの備品だったそうで、驚く以前に呆れるw。途中、バスドラに頭から突っ込んだりというお約束な奇天烈アクションをカマしたりしつつ、終了。
 全てのライブが終わった後は、清算タイムに突入。あたしゃ全然気がつかなかったのですが、我々のライブ中に結構機材が破損したらしく、それらを弁償せねばならない、という事態に発展。被害の全貌が明らかになるまでは情報が錯綜し、一時はモニターもヤバい、との報が告げられ、さすがに若干青くなりましたが、最終的にはドラム用のマイクを筆頭とした¥24000程度の出費で抑えられまして。まぁ不幸中の幸いっつーか。
 前述したように、あたしゃ誰が何を壊したとかは全く見てないのですが、そもそも事前に「好き勝手にやっていい」って言ったのはワタクシですし、「備品とかを壊さないように」なんていう注意もしてなかったので、非は自分にもあるな、と。ある程度メチャクチャになるとは事前に読めていたんだけど、安直に「それもまた好し」なんて思っちゃた自分の責任意識の低さと監督責任能力の欠如っぷりに、忸怩たる思いが。
 ライブの最中、テンションが上がりすぎて破壊衝動とかに駆られるっていうのは分かりますし、同様に、流れの中でのアクションの結果として機材が破損してしまうっていうのも理解は出来るのですが、だからといって、それを無条件で容認してしまう気は無いワケで。致し方無いとは思いつつも、壊さないに越したコトはないよねっつーコトで。
 曲がりなりにも「音楽」という表現形態をとっている以上、その破壊衝動すらも「音」に昇華して然るべきではないかな、と。まぁ、それが簡単に出来るようなら苦労しないのですが、だからといって安易に暴れてモノを壊すだけで甘んじるというのも、ちと虚しいかな、と。
 てなカンジで、なんとか清算を済ませても、まだ時刻は22時前だったので、メンバー一同+SDさんとで上海亭にて軽く打ち上げる。なんだかんだで盛り上がってしまい、話が途切れる事無く続いてはいたのですが、時刻は23時半を過ぎてしまったので、名残惜しくはあったのですが、お開きに。
 ワタクシは、帰りもDEATH ⅩⅢさんと4X4WDさんに送っていただくという、なんともおんぶに抱っこなコトになってしまい、申し訳無いったらありゃしなかったのですが、おかげさまで、なんとか2時過ぎに無事に帰宅と相成ったのでした。
 今回のライブは個人的にとても面白かったのですが、基本的に自分がいなくても全く問題が無いライブだったので、ちと虚しさも禁じえなかったっていうのが正直な感想かな。刹那的な快楽だけが残ったっつーか。関係各位にも嫌な思いをさせちゃっただろうし、迷惑もかけまくりだったので、本当に申し訳無かったです。やったコトや結果には全く後悔してないけど、反省材料はてんこ盛りでございましたよ。

で、次回のライブですが

 急遽、下記の企画に参戦決定。
12/23(土) when they cry..3rd "Knightmare Before Christmas Eve"
@新宿STUDIO-PENTA / ¥Free / start 18:00
w / COSMIC NEUROSE / ANYTHING OK / CxPxS / GRIND-d.c.p.s. / PAYBACK BOY$ / TOUCH BOND
 この日は、二人でやる予定ー。