2006秋サバトの記憶の1

 長い長いサバトの幕開けは、当然のように聖地秋葉原から始まる。
 つーワケで、11/4の午前中から行動開始。サバトの本番は15時からなのですが、ワタクシとITさんは「トップをねらえ! & トップをねらえ2!」の劇場版の初回上映を見るべく、10時半にアキバで待ち合わせ。が、ITさんが10時前には東京に着いてしまうという予想外に早い展開になってしまったため、急遽御茶ノ水駅前にある画材店「TOOLS」の場所を教え、そこで時間を潰すコトを提案したのですが、結局見つけるコトが出来なかったそうで、当初の予定通りアキバで合流。ワタクシは夜のスタジオに備え、ミキサーやエフェクター等の機材を持参していたせいもあって、荷物が初手から重かったので、駅近くのコインロッカーに荷物をブチ込み、身軽になって準備万端。映画の公開場所である「アキバ3Dシアター」を目指す。
 3Dシアターが入っているUDXには行ったコトが無かったのですが、旧スケートパーク方面にあるエスカレーターで連絡通路に上がり、そこからさらにエスカレーターを乗り継ぐと、拍子抜けするぐらいあっさりと件の3Dシアターのあるフロアに到着。早速、整理券&当日券を入手すべく、同フロア内にある「東京アニメセンター」に向かう。映画を観る為には、たとえ前売り券を持っていても当日発行される整理券を「東京アニメセンター」で入手しなければならないという、なかなか不便なシステムなっているので、同センター前には20人ほどの列が出来てまして。首尾良く整理券と共に当日券も無事に入手し、フロア奥の3Dシアターに向かう。入場は整理券の番号順というちょっと大きなライブハウスを思わせるスタイルで、ちと驚く*1
 やがて我々の番号が呼ばれ、ホールに入場。サイズは所謂ミニシアター・クラスで過不足無い感じ。適当に席を確保し、開演を待つ。すると、程なくして場内暗転後、予告編というイントロ無しで、いきなり「GAINAX」の文字が映し出され、本編開始。トップ1を見るのは10年ぶりくらい?いまだ色褪せぬ名作は、ダイジェスト版でも、やはり煌いておりました。特に前半は相当はしょられたけど、やはり終盤のたたみかけは圧巻。気が付けば、ワタクシとITさんが二人揃って涙しておりましてw。
 一方、ワタクシはトップ2は未見ですので、興味深く拝見。トップとは打って変わったポップなキャラや世界観に戸惑いを禁じ得ず。ダイジェストである劇場版を見ただけでは、なんとも言えないなぁ、っていうのが正直な感想。少なくとも涙腺は刺激されませんでした。元祖トップへのオマージュも散見出来るし、メインのヒロインの二人は気に入ったので、一度OVA版できっちりと見てみたいなぁ、と。
 結局、「2」の上映が終わったのは、14時半過ぎ。この時点でサバトの名誉顧問であらせられるAKさんが既に東京駅に到着されてたので、連絡を取り、秋葉原駅で合流するコトになったので、我々も急ぎ駅へと向かう。待つコト暫し、つい先日東海地方でお目にかかったばかりのAKさんと、アキバの雑踏の中で再会。あぁ・・・ホントに来ちゃいましたよ、この御方w。この時点で時刻は14時40分。サバトの集合時間は15時なので、それまでの時間を潰すべく、前述した「東京アニメセンター」に行ってみまして。その道中、土曜のASTA KASKを見逃したというコトの顛末を伺ってみたり。そんな小イベントを経て駅に戻ると、御茶ノ水で楽器屋を巡ってたelさんとCFさん、それにBRさんとKWさんが相次いで合流し、7人編成となりまして。で、とりあえずメシでもっつーコトになったので、定番の「ねぎし」に赴く。
 「ねぎし」でゆるりと遅い昼食を摂っているトコに、SSさんもいらっしゃいまして、着々と参加者が増加。「ねぎし」からFxFxAxNの会場である「Cos-Cha」は近いので、そのまま雪崩れ込んでも良かったのですが、ITさんが画材を買いたがっていたので、腹ごなしの意味も含め、「アニメイト」へ向かいまして。そこで、SSさんにレクチャーを受けながら真摯に話を聞いていたITさんは、各種ペンなどのほかに原稿用紙なども購入してしまい、のっけから手荷物が増えていく、お約束の展開に。
 ひとしきり買い物を済ませた後は、GA2のOPのCDを買いたい!というITさんに付き従い、隣の「とら」に移動。東海地方在住なのに、何故かアキバの「とら」のフロア構成を熟知しているITさんは、足早に2Fへと消えていく。が、残念。そのフロアでCDを扱っていたのは、8月頭まで。現在は隣の本店で扱ってるのねん・・・。つーワケで、ITさんは本店に移動。ここで一旦自由行動となり、elさんらは同人ゲームのフロアに向かい、残る面々はITさんを追って本店に。嬉々としてアニソンCDを漁るITさんを生ぬるく視姦した後、同人ゲーム組と再度合流して、いよいよ「Cos-Cha」へ乗り込むワタクシたち。
 久しぶりに訪れた「Cos-Cha」は、相変わらず空席が目立つものの、我々全員が陣取れる席が空いていなかったので、暫し入店待ちするハメに。結局、間に一人他の客を挟み、その両脇を4人ずつ2組に分かれて囲み、その挟まれた客が圧力に屈して帰ったら、空席ごと吸収しテーブルを合体させる、というスタイルで入店。
 ワタクシのサイドにはelさん、SSさん、KWさんが。他方にはAKさん、ITさん、CFさん、BRさんが陣取り、談笑タイムに突入。つーか、ITさんたちは速攻で同人誌を読み出し始め、無言の圧力を周囲にかけまくる。何気にAKさんも普通に読んでまして、そのナチュラルな姿に涙を禁じえないワタクシたちは、そんなナイスガイたちの痴態を余すところ無く激写。ファインダー越しのAKさんの姿が涙で霞んで見えたのは、ココだけのヒミツw。
 幸い、程なくして件の客は退店したので、晴れてテーブルを移動させ、8人揃って・・・ってな作業をしてるトコに、新たなる四代目候補SDさんが到着しまして、色んな意味で準備万端。雌雄を決する時がやってまいりましたよ?・・・ってトコで、次回に続く。

*1:客は7〜80人くらいだったので、あんま意味が無い気もしましたが