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今日は、今年最後のお墓参りに行ってきまして。
午前中、仕事の打ち合わせをちょろっとしてから、例によって調布で下車してバスに乗り込み、一路多磨霊園へ。道中、何故か工事現場に多数出くわし、見慣れた街の風景が移ろいゆく様を感慨深く愛でつつ、多磨霊園裏門で下車。行きつけの石屋で花を購入し、ほってほってと墓を目指して霊園内を歩く。前回来たのは8月で、その時の空は抜けるような青空だったけど、今日の空はうっすらと霞んでいて、ところどころに鰯雲も垣間見れる秋の空。平日の昼なので人影もまばらで、閑散とした空気が心地良い。
途中、近場の水場で、予め用意していたペットボトルに水を汲み*1、用意万端整ったところで墓に到着。例年なら、この季節になると夏場に生い茂った雑草とかも勢いを失う頃合なのですが、今年はまだまだ健在でして、8月に来た時ほどでは無いにせよ、なかなかの生命力を誇示してやがりましたので、軍手を装着し、剪定鋏片手に伐採伐採また伐採。BGMが筋少じゃなかったのが玉に瑕。結局、今回も小1時間ほど伐採に勤しんだ結果、なんとか見栄えは整ったので、墓石をざっと洗い、花を活けて作業終了。次に来るのは来年なので、ちと長めに拝んでから帰路に着く。
前にも書きましたが、ﾜﾀｸｼ、行きは裏門から入るのですが、帰りは表門から出て、府中を経由して帰るのが通例となっておりまして、今回もご多分に漏れず、表門を目指して移動移動。その道中、ふらっと現れた白いネコをなんとなく追ってみたところ、何故か北原白秋のお墓に遭遇。何度も多磨霊園を訪れていますが、著名人のお墓を見たのは初めてだ。とは言え、名前を知ってたぐらいで、具体的な作品など全く知らないので*2、さしたる感慨も無く、なんとなく写真だけ撮って華麗にスルー。
それから暫し歩いた後、表門近くのバス停からミニバス*3に乗車しまして、30分弱ほど揺られた後、府中駅に到着。勝手知ったる駅近辺の道を軽やかに抜け、5分ほど歩きますと、ﾜﾀｸｼのお墓参りの一連の行程を締め括るお店「カラチ」に到着。
http://www.karachi-cafe.com/
ちょうど店先にオーナーのおじさん*4がいらっしゃったので、なんとなく会釈して入店。いつもの席*5に荷物を置き、早速カレーを貪り喰らう。ランチタイムには4種類のカレーが楽しめるのですが、今回のラインナップはチキン、豆、野菜というお馴染みの顔ぶれにプラスして、冬瓜のカレーという初お目見えのメニューが増えてましたので、先ずはチキンと冬瓜のカレーをチョイスしてみました。ナンが無かったので、サフランライスとの組み合わせ。チキンカレーは毎度のことながら美味。スパイシーさには欠けますが、日本のカレーとは一線を画する香りと味わいが個人的にはフィットするので、美味美味。冬瓜のカレーは「なるほど」としか言いようの無い、意外と癖の無い味でした。野菜カレーよりも若干スパイシーでしたが、まぁ野菜カレーのほうが美味しいな、と。
続けざまに、今度は野菜カレーと豆のカレー、そして焼きたてのナンという組み合わせ。相変わらず豆のカレーは独特の水っぽさがなんとも言えないのですが*6、こんな機会じゃないとよう食わんので、とりあえず来たら必ず食べるのです(笑。一方、野菜カレーは最高。ジャガイモやカリフラワーなどの野菜がゴロゴロと入っる上にしっかりと野菜にも味が染み込んでいるので、もりもり食べちゃうワケで。
とりあえず4種のカレーを一通り食べたところで、サイドメニューで栄養補給。今回はタンドリーチキンが熱々だったので*7、それをメインに据えつつ、各種サラダももりもりと食す。初顔のメニューは、一口サイズの長方形に切り分けられた豆腐と乱切りキュウリにゴマをトッピングしたもの。別に和え物ってワケじゃなくて、上記のブツが一緒の皿に盛られてるだけ、という曰く形容し難い一品。ちなみに、味付けは無しだったので、ある意味安心して食べられましたｗ。
この日は、何故かナンが矢継ぎ早に焼かれていたので、ナンに照準を合わせて迎撃。ここのナンは実に美味しいので、そりゃー食べるピッチも上がろうってなモンで、いつも以上に食欲にドライヴがかかりまして、最終的には鼻からナンがはみ出しそうになるくらい食べてしまい、食後5分ほどは1ミリたりとて身体を動かせない、という状況に陥ってしまいまして･･･ｗ。
なんとかそんな危機的状況を乗り切り、いざお会計の段になりましたら、件のオーナーのおじさんにスタンプカードを薦められたので、作ってもらいまして。見れば、￥1000でスタンプ一つで、20コ溜まるとランチ無料 or ディナー￥1000引きというシステム。でも、お墓参りなんて年4回ぐらいだし、その時以外にカラチに寄るコトって無いので、スタンプが全部溜まるコトなんて無いだろうなぁ･･･と思ってたら、なんかおじさんがポンポンポンポンスタンプを押しまくってくれちゃいまして、なんと一気に8コもスタンプ獲得。これはアレか。ﾜﾀｸｼがおじさんを認識してるように、おじさんもﾜﾀｸｼを認識していて、今まで来た分もまとめて押してくれたってコトなのかしら？真相は藪の中ですが、ともあれ、いつも以上に「ご馳走様！」と大きな声で挨拶して店を後にしたのでした。来年も通うよｗ！
帰りの道すがら、近所に住んでるelさんに連絡を入れ、都合を伺おうかと思ったのですが「ネギま!?」の録画予約をしてないコトを思い出したので、取り出しかけたケータイをそっとしまい、本屋で各種単行本を購入してから、無言のうちに桜ヶ丘を離れ、家路を急いだのでした。ﾜﾀｸｼは、三次元よりも二次元を優先させる非情な男なのですよ？
