■
- プレミアムハート「pani phonic」
NONさんトコの本を久しぶりに購入。筋肉を重視した筋張った肢体*1が持ち味のマッシブな作風で知られてる作家さんで、パロディよりもオリジナル作品の比重が高い方なのですが、この本はぱにぽに本で、今年の6月リリース。ギャグとかデフォルメの効いた作風とは無縁かと思ってたので、意外なセレクト。
まず、絵柄の変化がビックリ。従来の作品では、キャラの顔の造形とかって、肢体同様リアルを踏まえた路線なのに対し、今回は原作を踏まえ、可愛らしい二次元路線の絵柄になってまして。それでいて、肢体はいつも通りの筋張った体型になってるので、そのギャップが良い塩梅。個人的には、従来路線よか、こっちの絵柄のほうが好みかも。
内容は、玲の経営する風俗店に勧誘されたくるみが、レクチャーの映像を見させられる･･･ってなカンジ。エグいエロ描写はそのままに、でも軽妙なノリなんかも取り込んでいて、これまたいつもとはひと味違ったテイスト。奔放なメディアは、童貞のお客のために大股開いてサービスしつつ、リード。柏木姉妹は3Pで、フェラ＆アナル舐めの同時サービス。屈託の無い鈴音は甘えた誘い受けプレイ。そして熟練の玲は、ローション･プレイや指、アナル舐めなどのオーセンティックな風俗の技を披露ってな具合に、キャラ毎の性格等を踏まえたプレイが展開されており、各々のシーンは短いものの、変化に富んでいるので、食い足らなさとは無縁。
ここ数年はチェックしてなかったんですが、新境地開拓ってカンジで、なかなか面白い作品に仕上がったのではないでしょうか。濃いエロが好きな方にオススメです。
HP>http://www.interq.or.jp/bass/non/toptalk.htm
- 欠損少女「欠損少女MANIACS 7」
欠損少女さんトコの本を初チェック。オリジナルのふたなり本で、昨年の冬コミ･リリース。
ふたなり少女同士の恋愛モノってカンジなんですが、肝心の恋愛の馴れ初めの部分は前作で描写されたようで*2、今作では、のっけからまぐわった状態でスタート。設定では、大柄*3な不良少女と、ちんまい*4控え目な少女ってなカンジなのですが、タチとネコ*5は逆っぽくて、控え目少女が積極的に大柄な少女を責めるってなカンジ。
すでに関係が成立し、相思相愛状態ですんで、エロエロで甘々ｗ。控え目少女はバイブを前に突っ込んだ状態で大柄少女に挿入し、大柄少女のフリーキーな巨根を共にパイズリ＆フェラしたり、そのまま双方射精して、その精液を舐めあったりってな具合に、各種汁が乱れ飛ぶ濃厚っぷり。無論、膣内射精やボルチオ、断面なんかもフォロー。
そこに、幼少の頃の温かい思い出*6の描写を挿しこみ、それを上手く現在の関係へとリンクさせるなど、なかなかemoい手法なんかも織り込んできたりして、単なる甘々エロエロ話に終始させないところに、この作品への愛と、表現者としての矜持を垣間見た思い･･･って言ったら、大袈裟かｗ。でも、描き手の愛を確かに感じられるハート･ウォーミングな一冊ですんで、オススメでございますよー。
