6/11の記憶(完結編)

今更感は否めないのですが、一応このネタにもケリをつけておかねば。

 http://d.hatena.ne.jp/PIG-M/20060616の続きね。
 時刻は、現在13時過ぎ。本来ならランチタイム真っ只中で、ねぎしも混雑してる時間帯なのですが、ここでも雨の影響か、難なく入店できまして。疲れを労い、もふもふとメシを貪り喰いつつ、次の一手を協議。すると、別行動をとっていたTMさん夫妻から連絡が入り、アキバに向けて移動を開始した、との報が告げられる。故に、TMさん夫妻と駅で合流するってコトでFA。
 とは言え、移動時間の関係上、食後すぐに駅に向かうのは、いささか尚早。どっかでワンクッションおくのがベターと判断。あれこれ行き先を協議した結果、駅に近いコトもあり、午前中に寄ったときには開店してなかったK-BOOKSに行こうってコトになりまして、腹ごなしがてら、駅に向かってGo。
 すると、その道すがら、以前から気になっていた「武装商店」↓
http://busou.sakura.ne.jp/
の立て看板が目に留まりまして。アキバの面白スポットには違いないんで、駅方面に向かう前に、ちょっと立ち寄ってみるコトに。
 件の店は、狭い階段*1を昇った3Fに位置してまして。早速入店してみると、マスケット風味な銃やら小太刀やらフレイル*2風味なモーニングスターやらがお出迎え。濃いなぁw。店内奥には、四尺もある太刀やら、チェインメイル*3やら、手裏剣やら、仕込竹箒やらが所狭しと陳列されておりまして、圧巻。しかも、結構お客さん入ってるし。
 元TRPGプレイヤーの血が騒ぎ、ちょっと本気で物色したいトコだったのですが、TMさん夫妻が駅に到着したとの連絡が入ったため、涙をのんで店を後に。今度、じっくりと物色しよう。そうしよう。
 てなワケで、駅へと急ぎまして、無事にTMさん夫妻と合流。ここで、ワタクシのダメ・スキルの一つである「人見知り」が発現しそうになるも、気さくなTMさん夫妻の人柄に助けられまして、なんとか普通のキモオタ・レベルで踏ん張るw。
 なんとも妙な取り合わせとなった我々は、至極当然のようにメイド喫茶に向かうコトになりまして(マテ。店のチョイスは俺に一任されたのですが、今回は女性もいらっしゃるし、せっかくの雨だしってコトで、ノーブルなメイド喫茶に行ってみるコトを決断。で、白羽の矢を立てたのが、CURE MAID CAFE
http://www.curemaid.jp/
 ワタクシ、過去に二度ほど、ODさんらと共にこの店を訪れたことがあるのですが、その度に、長蛇の列と化した入場待機列に行く手を阻まれ、泣きながら逃げ帰ったという苦い記憶にまみれておるのですが・・・果たして、今回は「三度目の正直」となるのか、はたまた「二度あることは〜」となってしまうのか。期待と不安が交錯する、そんな乙女心を胸に秘め、CURE MAID CAFEが入ってるジーストアへ。
 ガチャポン会館を経てエレベーターに乗り込み、6Fで降りる。すると、そこには入場待機列が見当たらず、淡い期待が膨らむ我々。逸る心を抑えつけ、メイドさんに4人入店が可能かどうか尋ねたところ、満席・・・(´・ω・`)
 が、幸いにも待ちは我々だけだったので、名簿に名を連ね*4、非常階段で待つコトに。待ってる間、何組かの客がやってきたのですが、我々の姿を見るなり、即引き返していったのは、何故なのか、とw*5
 待つコト暫し、入店可能のお声がかかり、窓際のテーブルに案内される。店内は清潔感に溢れており、実に落ち着いた、楚々とした佇まい。客層も明らかにCOS-CHAとは異なっていて、絵に描いたようなメイド喫茶っぷり。
 駄菓子菓子、そんな優雅な雰囲気の中にあっても、ITさんはいつもどおり。ラテを飲みながら
「ミルキーとかメルティとかって聞いたり想像したりすると、萌えるよね!」
などと口走り、場を凍りつかせる。その感覚は分からんでもないのですが、ストレートに吐露してしまうのは如何なものか、とw。とは言え、昨日のライブの感想と、ITさんの妄言が交錯するカオティックなトークは、かなり面白かったんですがねw。
 そんなトークに興じた後、TMさんがガメラかなんかのワンコインフィギュアを探してる、とのコトでしたので、ラジオ会館を紹介し、探しに行ってみるコトにしまして、店を後にする。CURE MAID CAFEは、料金設定も良心的だったし、ラテとかアイスティーとかの味も上々だったしで、感じ良かったですね。ただ、ウチらみたいなダメ人間には、ちょっと上品すぎるかもw。
 アキバの街の解説とかをちょこちょこ交えつつ、駅方面に向かって移動移動。で、到着後、とりあえず、4Fから巡回。午前中と違い、当然全店舗営業中ですんで、俺もあちこち見て回る。すると、そのうちの一軒で、何故か延々NOFXをかけっぱなしにしてるトコに出くわすw。しかも、その店で件のガメラが見つかるっつーのも、なにやら象徴的。
 買い物もこれで済んだし、後は御茶ノ水で楽器を購入してる方の連絡を待つばかりだったので、フロアを徘徊しつつ暇つぶし。すると、ふと立ち寄った店の片隅で、見過ごせないブツが売られておりまして。それは、コレ↓のビーズクッション。
http://www.cafereo.co.jp/rio.htm
 ワタクシ、別にリオたんのファンってワケではないのです。にもかかわらず、何故目に留まったのかというと、そのお値段に惹かれたのですよ。なんと、店頭価格が¥2000割れ。安ッ!ついフラフラと、その感触を確かめてみたところ、心地良く、きめ細かな柔らかさ・・・。その触り心地に心奪われたワタクシは、真剣に購入の検討に入りまして、柄の選定作業に移行。
 柄は3種あったのですが、そのうちの2種に惹かれるも、甲乙つけ難し・・・。一瞬「安いんだから両方買っちゃえばいいじゃん?」という悪魔の囁きに屈しそうになるも、なけなしの自制心を発揮させ、Angel柄をチョイスし、お買い上げ。音源や同人誌同様、「選択」という過程を経て購入しないと、愛着が湧きにくいのですよ?
 件のクッションを手に持った瞬間から会計を済ますに至る間、始終ニヤニヤしっぱなしのワタクシ。が、そんな一部始終を皆様に視姦されてたという事実に気付き、はっと我に返って皆の方を振り向く。と・・・あら・・・デジャヴ?さっきまでの自分と丸っきり同じコトで悩んでる、ITさんがいらっしゃいますよ?
 柄の確認は出来ませんでしたが、結局ITさんもリオたんクッションをお買い上げ。そういえば、こないだ会った時にリオたんのジッポとかを誇らしげに自慢してたっけか・・・w。
 件のクッションもそれなりのサイズですんで、当然紙袋送り。その結果、デカい紙袋が3つになっちゃいましたよw?他人に言えた義理じゃないですが、よく買うなぁ・・・w。
 そんな光景を呆れて見てるトコに、件の楽器を購入してた方から、秋葉原駅周辺に到着したとの一報が入りまして、楽しかったアキバ・ツアーも遂に終わりの時を迎える・・・が、あれ?何でだろう?別れを惜しむどころか、一刻も早くITさんを地元に強制送還したいと思ってる俺がいますよw?そんな内心を悟られまいと、必死に笑みを浮かべるワタクシの、なんとけな気なことよ・・・。
 そんな葛藤を胸に秘めつつ、駅方面に移動しようとしたところに、所用を済ませて駆けつけたKZさんが合流。二度寝しちゃった誰かさんは、KZさんの爪の垢でも煎じて飲ませてもらいなさい。
KZさんも加わり、賑々しくくっちゃべりながらラジオ会館を後にし、楽器を購入してた方と合流。そして、アキバの道端で熱い別れの挨拶を済ませ、ITさんやTMさんらを見送りまして、一件落着と相成ったのでございましたとさ。どっとはらい

*1:新宿のTRADERみたいな

*2:NYの激情SxEバンドのFRAILとは綴りが違うのねんw。こっちはFLAIL

*3:REVOLTのベースの方は、もしかしてココで衣装を買ったのだろうかw

*4:TMさんが書いてたのが泣けるw

*5:唯一、独りで来た方がウチらの後に並びましたが