12/25 "EV-Neo Text Release Party-"@渋谷LUSH/IDEA OF A JOKE/TIALA/BREAKfAST/デラシネ/ELEVATION

BREAKfAST

 昨日の日記から続いてる体でw。
 GAUGE終演後、興奮の余韻覚めやらぬ中、慌てた様子のKRさんから、TIALAの出番が二番目だというコトを聞かされる・・・って、もう18時過ぎてんじゃん!?18時半開演なんで、ヘタすっとTIALAを観れないかもしれない・・・!
 昨日の疲れも癒えず*1、今日の疲労も新たに蓄積されていたので、かなりヘロヘロだったのですが、半ばヤケクソ気味な勢いに任せw、KRさん、Nさんと共にタクシーで渋谷を目指すよいう強行軍を敢行するコトに。
 そうと決まれば、一刻の猶予も無いので、KNさんにねぎらいの挨拶をし、打ち上げ参加 or WALL行きの狭間で揺れ動くHさんに別れを告げ、バタバタと会場を後にする。地上に戻り、タクシーを捕まえるべく大通りに向かおうとしたのですが、ここで一つ問題が。LUSHへ至る道を、タクシーの運ちゃんにどう伝えたものか・・・?、
 でも、そんな不安は杞憂に終わりまして。用意周到なKRさんがLUSH周辺地図をプリント・アウトして持ってきてる、とのコトでしたので、一安心。カバンの中に埋没している地図を探す姿を頼もしげに眺めていたのですが・・・なかなか見つからない。ま、エフェクターだのなんだのと荷物が詰まってるんでしゃーないにゃーとか思ってたのですが、どうにも雲行きが怪しい・・・。
 すると、おもむろにKRさんがぼそっと呟きまして。曰く「酔った勢いで、捨てちゃった可能性が濃厚・・・」・・・ちょwwwwwおまwww。
 が、ここでNさんが「宮益坂」という地名の情報を入手し、事なきを得る。目指す地名も判明したので、あとはタクシーを拾うのみ。駅方面に向けて移動し、大ガードの交差点付近でタクシーを拾い、一路渋谷へ。道中「開場が押してる」との情報を、先行して現地入りしているIさんから入手し、一安心。道は、思ったよりは渋滞しておらず、まずまずスムーズに流れてました。
 さっきのステージの感想とかを話してるうちに、30分とかからずに渋谷に到着。会場の最寄を探してるうちに、以前足を運んだコトのあるNさんが、偶然会場を発見。そそくさと降車降車。LUSHが入ってる建物は、細い横道に位置してる上に、その入り口もマンションの入り口みたいな構造になってまして*2、パっと見では分かんない・・・。事前に、Nさんが「場所が分かりにくい」って忠告してくれてたのですが、納得。一人だったら絶対道に迷うよ・・・w。
 すでに開演してるようだったので、急ぎ中に入ると、7割ほどの人の入り。ステージに目をやると、トップのIDEA OF A JOKEの真っ最中。以前からウワサは耳にしていたのですが、実は初見&未聴だったので、ちょっと様子を見ていたのですが、5秒ほど見てから速攻最前列に雪崩れ込むw。
 vox、G、B、Dsの編成で、BはGOD'S GUTSの谷口さん。Dsは女性の方でした。変則的で屈折してるサウンドなんですが、有機的っつーか、艶のあるサウンドでして、激しくてパワフルなんだけど、実にしなやかな印象。ステージから発せられる熱量は凄まじく、強烈なインパクトを受けました・・・。僅か2曲しか観れなかったのですが、完璧にノックアウト。今度は1ステージきっちり観たい!
 IDEA OF A JOKE終了後、客電のついた場内を見渡すと、昨日も八王子であったDさんとかも来てまして、ちょみっと談笑。なんでちょみっとかって言うと、最前線の居場所を確保しときたかったんで、早々に会話の輪を離れ、真ん前に陣取る。そして、TIALA登場。現編成でのラストというコトもあってか、この日はTIALAファンが多数来場してたようで、客が前の方に詰め寄る。いつもなら開幕直前まではにこやか表情を浮かべてるコトの多いカキヌマさんですが、この日はちょっとナーヴァス気味?八王子とは打って変わって、開始前には多くを語らず、初手からスパーク。当たり前だけど、ちゃんとしたライブハウスなだけに昨日よか全然音が良かったせいもあり、かなりのド迫力。演奏も当然タイトでグルーヴィな上に、情念に満ち溢れてる。言うまでも無く、カキヌマさんの咆哮も冴え渡っており、縦横無尽に躍動。フロアの熱気も上々で、絶え間無く拳が突き上げられ、歌声が木霊する。背中に感じる圧力も心地良いってモンです。
 時折、短いが心に響くMCが挿し込まれるぐらいで、ほとんど曲間無しで立て続けに演奏され、TIALAは加速する一方。セクシーなギターの方はフロアに落っこちるしw、更にはカキヌマさんもフロアに乱入して、もうなにがなんだか。うははーwたーのしーwww。最期にはメンバーがドラムセットにダイブを敢行して終了。終演後のステージ上は、惨憺たる惨状でしたw。
 昨日同様、或いはそれ以上に燃え尽きて、現編成のTIALAは終焉を迎えたのでした。トリオになったTIALAがどう進化を遂げていくのか、今から楽しみです。
 そんなTIALAの後にはBREAKfASTが登場。3月に、今は亡きWATTSで観て以来。今日は全体的に調子が良さそうで、特にギターのサウンドがほとんどアンプ直結に近いクリアなトーンだったので*3いつにも増してソリッドでタイトなUSHCサウンドが炸裂してました。こちらも、相変わらず曲間無しで突っ走る。
 今回観てて改めて思ったんですが、ここんとこのBREAKfASTって渋いよね。激しさの中にも、どこか肩の力の抜けた、飄々としたものが感じられて、今のSMASH YOUR FACEとかと同系統な匂いを感じるのですよ。どちらも「ロック」してるしね。3月に観たときよか、格段にそういうテイストが色濃くなってた気がしました。
 で、終演後の雑感トークも冴え渡っており、喋る喋るw。でも、内容が微妙に切なかったりw*4。こういう軽妙洒脱なノリも好し。
 お次はデラシネ。これまた名前はよく聞きますが、未見&未聴。シンセやサンプラー担当、B&vox、Dsという編成。テーブルの上に広げられたエフェクターケース2個の中にサンプラーやらなんやらがゴチャゴチャと詰め込まれているのですが、最近麻痺してきてるのか、この程度じゃ驚かなくなってきたぞw。パっと見、特に自作っぽい異形の機材とかは見当たんなかったしね。
 音は結構ディスコーダントでFastなんですが、上に乗るメロディや歌詞が頭良さげっつーかw。それは演奏にも現れてまして、とにかく上手いし、曲の展開のタイミングとかもバッチリ。楽曲のクオリティも高く、いろんなサンプリング・サウンドを効果的に絶妙なタイミングで鳴らしてまして、かなり練られてるな、と。
 ちなみに、シンセ系のサウンドがどんなのかと言うと、サンプラーを多用したパーカッシヴなテイストで、ツマミを弄くるアナログ風味ではなく、スイッチのon/offに代表されるデジタルな要素が強い印象。そのon/offのタイミングとかは流石。人気があるのも頷けました。
 ラストは今回の主役であるELEVATION。以前にTOTTSで観たときは、かなりのインパクトがあったのですが・・・。とりあえず、新曲の方向性が、従来の鋭利で屈折しまくったテイストを残しつつも、ミッドで歌を基調とした方向にシフトしてまして、イマイチしっくりこない・・・。相変わらず演奏はタイトかつパーカッシヴで、呆れるぐらいに屈折しまくってるのですが、序盤はちょみっとテンション低め。でも、中盤辺りでギターの方が痙攣し始めたので一安心w。
 ようやくスイッチが入ったギターの方は、エフェクターを駆使しながら*5痙攣しつつ弦を掻き毟る・・・にも関わらず、全く弦が切れないし、きっちりメロディは紡いでるしで、流石としか言いようが無いですよ。リズム隊もタイトだし、vox&Gの方もなにげに面白い音を紡いでいたしで、興味深い。
 終盤にはデモの曲とかも演奏され、やはりこの頃の楽曲のほうが個人的には趣味だなぁ、と再認識しちゃったりw。
 終演後、KRさん、Nさん、Dさん、KNさん、Iさんらと暫しダベってくっちゃべった後、駅までダラダラと向かいまして、代々木で皆と別れ*6、帰路に着いたのでした。めっさ疲れたケド、実に楽しい週末でしたよ。

*1:レポの暫定版を書いてたせいで、寝たのは朝の5時半だしさーw

*2:イカンプラザ風味

*3:終演後、物販でギターの方とちょっと話したとき、意図的に今回はクリアなトーンにしたというコトが判明

*4:昨日、ジーンズメイトジーンズを買いに行き、試着して裾上げとかをしてもらったにも関わらず、店員から「プレゼント用ですか?」と訊ねられ、思わず「・・・はい」と答えてしまい、ラッピングされちゃった・・・とか、そんなカンジw

*5:ショート・ディレイを効果的に用い、実にスペーシーで変態的なサウンドを奏でておりました

*6:俺以外は全員東側の住人だからねw