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doujin review

　なんか久しぶりに入手に成功した気がｗ。春コミでは「はなむら」を入手し損ねたしなぁ・・・。つーワケで、R-WORKSのROSさんと、CHRONOLOGの桜沢いづみさんとのsplit To Heart２本です。
　桜沢さんの作品は、貴明×このみの「初めて」のお話。読んでるだけで気恥ずかしくなってくるぐらい、真正面から二人の拙くも瑞瑞しい恋愛感情を描いてまして、もうたまりませんｗ！
　ここで描かれてるこのみは、いかにも桜沢さんらしい味付けになってまして、お得意の犬耳少女系に通ずるテイスト。冒頭のイチャイチャしてるシーンとかは、完全にこのみの行動が犬のそれにダブって見えるっつーかｗ。そこから、たどたどしく行為を進展していき、初体験へと至って行くのですが、行為の初々しさもさることながら、合間合間に挿入されるモノローグで、このみの想いを補足していくことにより*1、二人の想いあう心の動きをフォローし、行為の重みが一層増してます。
　そして、男性向け少女漫画ｗファンなら悶死必至なラストで昇天。手を繋ぐっていう行為は、クリティカルな一撃じゃぜー？激しくemoいモノローグとも相まって、もう！もう！！ってカンジｗ？
　とても優しくて美しい、素敵な思春期の恋愛を描いた逸品。素晴らしいです。
　一方、ROSさんの作品は、タマ姉とタカ坊の想いのすれ違いを描いた作品。タマ姉に置いてかれまいとして必死に勉強するあまり、タマ姉へ配慮を欠いた応対をしてしまったタカ坊。一方のタマ姉は、タカ坊を心配しつつも、そんなタカ坊の男心が分からなくて・・・みたいな、すれ違う想いを丹念に紡いでいます。
　お互いの誤解が解けるシーンでの激情emoっぷりも熱いし、そこからエロに雪崩れ込んでいく展開も納得。エロに関しては、フェラとか放尿とかを絡めつつ、なかなか濃厚なテイスト。ラストの甘さも良いカンジで、これまた読み応えアリです。
　二作品とも、エロっていうよか恋愛モノとしての側面を推したいテイストですね。こういう両想いモノには弱いんだよｗ！ヴォリュームもあるし、文句無しにオススメ出来るナイスな一冊。excellent!
HP(両サークル共通の入り口)>http://www3.ocn.ne.jp/%7Eb-berry/
ex.>id:PIG-M:20041006、id:PIG-M:20041011、id:PIG-M:20041013、id:PIG-M:20041014、id:PIG-M:20041016、id:PIG-M:20041221

*1:貴明はセリフや行動で、このみを思いやる姿勢が現れてます