• bolze.「miscoordination.」

 bolze.の新刊は、種死ルナマリア陵辱本。メイリンを拉致され、彼女を救うべく犯人たちに身体を差し出すルナマリア・・・というありがちなイントロから始まるのですが、なかなかどうして、しっかり読ませてくれる内容となっております。
 男たちにイラマチオされ、その姿を撮影されてしまうも、なんとかメイリンの解放には成功したルナマリア。しかし、彼女の身体には異変が起きていて、そのとき受けた恥辱を思っては自慰に耽ってしまうようになる・・・。その後も男たちへの奉仕は続き、抗いつつも徐々に肉欲に溺れていくようになってしまうのですが、それはルナマリアの心が折れてしまったからではなく・・・という意外なオチが用意されてまして、結構ストーリー面も面白かったり。
 で、肝心のエロに関してなんですが、悪くないかと。作画的っていうよか、前述したようにストーリー的なエロさが際立ってる印象。自慰してるシーンよりも、そこに添えられてるルナマリアのモノローグのほうがエロかったりするんですよねー。あと、微妙に作画的にピンとこないのが、今回の画面処理。デジタル処理特有の掠れ方とかがどうにもしっくりこなくて、なんか画面に締りがなく見えてしまうのですよ・・・。まぁ俺がジジィで、こういうテイストに慣れてないせいかもしれないけどw。こういうテイストなら、ストレートに鉛筆描きのままの仕上がりで読みたかったなぁ。
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