• GREENSLEEP "S/T"CD.(ALONE RECORDS/SUNNYSIDE UP RECORDS/alone 004/ssu.03)

 N.Y.の4人組Pop Punk Bandの1996年産の1st。当時から無名な気がしてたけど、今回ググってみたら日本のサイトでヒットしたのが5件。つーか、そのうちの一つしか言及してなかったのですが、その言及してあったトコって、かつて俺が友人に間借りさせてもらってreviewをちょろっと載っけてもらってたトコでしたw。要するに、8年前に俺が書いたreview*1だw。_| ̄|○<つーか、そんなコトすっかり失念してたよ・・・
 当時ウチの番組でも結構推してたんだけど、話題にもならずに消えていった不遇のバンド。つーか、当時でさえ明らかに流通悪かったからなぁ。このバンドの魅力は、なんといってもvox。時としてWEDDING PRESENTのDavid Gedgeを彷彿とさせる熱いvoxで歌い上げており、これがもうグっときます!楽曲も疾走感溢るるナンバーから聴かせるギター・パンク・チューン、そして凝った展開の変化球なんかも織り交ぜ*2、アルバム通して飽きさせない工夫も施されております。同時代のバンドでいうと、HELLBENDER辺りに通ずるものがあるかと。うーん、今聴いても全然カッコ良いんだけどなぁ。ちなみにリリース元のALONE RECORDSは健在だったのですが、discographyのリストには初期の作品は載ってませんでした・・・黒歴史

  • LATTERMAN "Turn Up The Punk,We'll Be Singing"CD.(TRAFFIC VIOLATION RECORDS/#28)

 N.Y.はLong Islandの4人組Pop Punk Bandの、2002年産*31st。なんつーかもうDILLINGER FOUR直系。合唱系の多重voxとラフに疾走するサウンド、そしてムダに長い曲のタイトルw。でも、ただのフォロワーで片付けるには惜しいバンドである。DILLINGER FOUR直系と前述したが、より厳密に言えばDILLINGER FOURにHOT WATER MUSICのギター・パンクなテイストを注入し、さらにLIFETIMEの疾走感を隠し味に用いたカンジっつーか。voxとかが完全にDILLINGER FOURマナーなんでその色が濃く反映されてはいるけど、細かい間奏とかはかなりH.W.M.を彷彿とさせるものがあるし、疾走するパートな加速感はDILLINGER FOURのそれではなく、LIFETIMEとかの感覚に近いんじゃないかと。グイグイとドライヴするサウンドを牽引するリズム・セクションに、単音弾きを多用するギター、そして合唱系voxという組み合わせ。そこにキャッチーでフックのある楽曲を投下という問答無用なスタイル。絶対liveとかはシンガロングで大合唱だよな、コレは。リリース当時随分話題になったけど、それも納得のクオリティ。ただ、普通に聴いてるとホントDILLINGER FOURとあんま区別がつかないんで、それはちょっとマイナスかも。まぁ若いし1stなんで今後に期待っつーコトで。でも、レーベルのサイトは消えてるしバンドもこのアルバム以降は目立った活動をしていない気が・・・もしかして解散しちゃってるのかしら?ともあれ、Pop Punk好きなら探してでも入手する価値のあるナイスな一枚。

*1:とてもじゃないがreviewなんていえるモンじゃないけどねw

*2:なにげにギター・ワークとかはDC風味だったり

*3:2003年だったっけ?