ここんとこ、やたらめったらマンガの単行本を購入しまくってたので、なんとなく細々書いてみたり。

  • やぎさわ景一ロボこみ②」・・・一部で話題の、チャンピオンお得意の飛び道具系w。ヒロインがロボ娘*1なのに主人公以外それをロボと認識していない、というお話なんですが、チャンピオンらしい「いなたい」テイストとOld Schoolな芸風、そして微妙に履き違えてる「萌え」の要素が妙にツボw。駆動音とかの擬音*2が容易に脳内で「それ」と認識出来るのは、やはり年のせいなのかw。「がんばれ酢めし疑獄!!」同様、微妙に流通が悪いですがwなかなか面白いですよ?
  • 大和田秀樹「超・大魔法峠」・・・最強最悪の魔法の国のプリンセス、田中ぷにえの悪逆非道を軽やかに描いた作品の第二弾。とにかく、ぷにえのキャラ立ちがハンパない。魔法の国のプリンセスらしく魔法も使うのですが*3最後は関節技で全てを牛耳る*4武闘派w。言動も破天荒で、王者の風格を漂わせたかと思えば、カンニングのために軍を動かしたり、運動会の騎馬戦で本物の騎馬隊を用意したりと、もうメチャクチャ。ジャケでは萌え風味を装ってますが、よく見れば林檎握り潰してるしなw。今風なemo〜Indie Rockの化けの皮を被ったMOTORHEADってカンジ。「エース桃組」掲載作なんだけど、これもチャンピオンが良く似合うかとw。
  • 近藤るるる「たかまれ!タカマル⑥」・・・ファミ通で連載されてるんだけど、今回は完全にラヴコメ風味。細かいフラグが色々立ってますが、内容はオーセンティック。ただ、キャラの造型は流石の一語。一部マニアの間で人気沸騰のプランパー・キャラ、幸地*5や頭身高いスレンダー・キャラ(a.k.a.貧乳w)香椎綾など、相変わらずマニアックな造型のキャラが多いなぁ。小・中学生でこんなの読んでると、いいカンジでマニアックな属性が芽生えるぞw。また、今作では「だんぜんコースケ!」「ハイパーあんな」「天からトルテ」などの旧作とのcrossoverも頻繁に行われており、今巻ではそれらの全シリーズのキャラが登場して、かなり賑やかな印象。
  • 真行寺たつや「Lunatic Nightmare」・・・俺はアンソロジー系の作品って全然チェックしないんでホント疎いんですが、この本をたまたまゲーマーズで見かけたときは、思わずのけぞりそうになりましたよ。真行寺たつやa.k.a.富本たつや)と言えば、俺みたいなジジィにとっては忘れがたき作家の一人。言わずと知れた「くりぃむレモン」シリーズの立役者であり、同人でも「表面張力」という名作をリリースし、メジャー&アンダーグラウンド両方のシーンでその名を馳せた作家さんなワケで、80年代後半のヲタ・シーンを語る上で欠かすことの出来ないお方なのですよ?今でも同人とかをやってるのは知ってたけど、よもや月姫のマンガを描いてるとは・・・。ずいぶんこざっぱりとした絵柄になったとはいえ明らかにOld Schoolな作風なんですが、時折描かれている泣き顔とかに往年の印象を感じさせてくれて、ちょっぴりグっときちゃいますな。三十路過ぎのジジィにはこっそり薦めたいかもw。

*1:顔にビス打ってあるしw

*2:歩く音が「どみゅん」とか

*3:呪文が「リリカル トカレフ キルゼムオール」てw

*4:神にすら関節極めるしw

*5:今回初登場の幸地母はさらに豊満だった。マニア必見w