さて、昨日書き損ねましたが、無事クリアした「超昴天使エスカレイヤー」(アリスソフト/ALS-0045)の感想をつらつらと。ネタバレあるんで、以下は自己責任で。
 アリスソフトのタイトルをプレイするのは2本目。最初にプレイしたのは「妻みぐい」だったのですが、エロゲとしては珍しい廉価版のタイトルにも関わらず、細部に渡ってきちんと造られていたのが印象的でした。この「エスカレイヤー」は、とりあえず同人でその存在を認識していましたが、とくに興味を惹かれるものはなかったのですよ。でも、件の「妻みぐい」をプレイ後はアリスへの信頼度も上がりまして、ショップとかに足を運ぶ際に、なんとはなしに「エスカ〜」を探すようになったのですが、意外とCD-ROM版が無い事に気づきまして。ネットとかでチェックしてみたら、すでにCD-ROM版は生産終了、店頭在庫のみという事態。当時*1俺のPCにはDVDドライヴが無かったので、必然的に選択肢は一択。幸い、秋葉ではまだ数店舗に在庫が残っており、なんとか入手に成功したのでした。で、入手したコトで満足してしまいw、以来2年近くほったらかしだったという・・・w。
 今回、なんとなくプレイしてみたんですが、意外とやりごたえがありました。基本はポイントを稼いでそれをパラメーターに振り分けて能力を向上させる、という典型的な内容なんですが、これがなかなかちゃんとしてるっつーか。まず、ポイントを稼ぐのにエロい行為をするっていうのは基本としてw、その行為も主人公とヒロインとの関係性によって成否の確率が変わってくるし、さらにダイスという不確定要素も絡んでくるので、かなり苦労させられます。エンディングも複数あるし、イヴェントも多数あるので複数回プレイ前提仕様。でも、操作性のレスポンスとかはかなり良好なんで、繰り返しプレイにありがちなストレスはそんなに無いかと。それに、繰り返しのプレイを幇助すべく、クリアしたり途中でバッド・エンドになったりしたら、それに応じた難易度とかが追加されます。難易度によるイヴェント変化などは無いので、ゲーム不得手な方でも安心して楽しめる仕様。どっかの人気SRPGもちったぁ見習えw*2
 で、肝心のエロ。これはなかなか気合入ってます。つーか、思ってたよかハードでびっくり。ヒロインの沙由香の肉体が本体じゃない*3っていうのがミソで、その特性を活かしたハードな描写やシナリオ*4インパクト充分。基本的に沙由香は総受け*5なんで必然的に責め描写が多いんですが、その責めの手法も多岐に渡ってまして、輪姦や強姦は当然として、主人公に調教されて浮浪者とヤらされたり、裸にレインコートという姿で街中を歩かされたりといった日常系。怪人絡みになると更にエスカレートし、触手や電流、異物挿入とかでがっつり。最終的には各種孕みもアリで、実に陰惨。コスプレな要素*6やサブキャラで人妻風味や炉風味、ショタなんかもフォローしてて、かなり広域な属性をサポート。鬼畜〜陵辱系が好きで、リアル路線よかファンタジックな二次元ならではの路線を好む方にはオススメできます。シナリオ的には、やはりバッド・エンドや鬼畜エンド系が冴えてるかと。純愛系や他ヒロインとのエンディングとかはemoいのが多いんですが、バッドと鬼畜はbrutalでdarkでgloomy。怪人量産の母体となったり、望まざる子供を生ませ続けられたりと救いようがない感じで素晴らしい。最近流行の「エロを外したら普通のギャルゲ」みたいなノリとは一線を画していて、エロゲとしての矜持を見せ付けてる姿勢がナイス。

*1:エスカレイヤー」買ったのって、この日記を始める前なのねん

*2:過去日記を読めば、なにかは分かるかもw?S.N.2

*3:戦闘用バイオボディ

*4:鬼畜トゥルーendは良かった

*5:垂れ目で押しに弱くて誘い受け風味な被虐心もアリ・・・ってなキャラ

*6:スク水、ブルマ、制服、テニス・ウェア、レオタードetc