燃え尽きたよ・・・っつーほどのコトもないんですが、さすがに今日は身体が重かったw。本来なら昨日購入してきた同人誌でも読み耽っていたいトコなんですが、実はまだろくすっぽ読んでなかったり。resultでタイトルとかチェックしただけで、じっくり読んでるヒマ無し・・・。
 で、なんでそんなに時間が無かったかっつーと、朝もはよから(つーか徹夜ですがw)この季節恒例のイヴェントに行って参りましたのよ。えぇ、筍掘りにw。ワタクシ、これでも幼少の砌よりムダに登山や野山の散策などをたしなんでおりまして、旬の季節の山菜などを採ったりする術も心得ておりまして。つくしやわらび、ふき等のベーシックなものから、ふきのとう、たらの芽、むかご等ちょみっとマニアック(むかごはマイナーだと思う)なものまで、色々と摘んだり食べたりしてきてるのですよ。
 土地によって時季がずれますが、我が家近郊では毎年G.W.前後が筍のシーズンなのです。シーズンに2〜3回は掘りに行くのですが、近年はこの時期にレヴォが開催されたりするので、堀りに行くタイミングが難しかったりw(こんなバッティングなんてぶっちゃけありえないw)。
 そんなワケで、レヴォ明けでまだテンションにドーピング入ってる状態で今年は出陣w。早朝(AM4:00)というコトもあり、景気づけにASSAULTやらBASTARDやらJUDGEMENTやらをブチ込んだジャップ・コア(ジジィなんで、ジャパ・コアなんて言いたくないんですよw)のMDをガンガン聴きながらw、一路市内某所へ。
 幸い、誰にも見咎められるコトもなく、ブッシュの中に進入。いつものスポットに向かったのですが・・・shit。やはり出遅れました。既に荒らされた痕跡がそこここに。毎年、俺以外にも何組か掘ってる連中がいまして(数年前に一度だけ遭遇したコトがあった)そいつらに先行されてしまうと、いつものスポットよか奥に踏み込んでいかなきゃならんので、面倒なんですよ。で、今年は先に荒らされてしまったので、そこでの探索は諦め、より奥のスポットへ。
 奥へ進むこと約10分。ようやく荒らされてないスポットに到着。ここからは経験と洞察力、そして野生のカンwがモノを言います。地面とにらめっこしながら、地形のアンジュレーションの機微を観察。とはいえ、この時季になりますと頭がちょろっと顔を覗かせてますので(そういうのでも十分美味しい)そこまで難儀なコトはないんですがね。そうこうしてるうちに、発見。早速掘りにかかります。俺が使用するアイテムは、スコップと使い古した小ぶりな包丁。ある程度軍手着用の手で周囲を掘ってから、スコップで十分な深度まで掘り、そこに包丁をブっ刺して抉るように切る。別に売り物でもなんでもないんで、見場が悪かろうが関係ないしw。そういう極めて大雑把なスタイルで、発見>掘りの繰り返し。中サイズを5本ほど回収したトコで、そろそろ散歩をたしなむ方々が徘徊する頃合なので、撤収。勿論、帰る道すがら山椒の葉を摘むのも忘れませんw(これが筍に良くあう!)。
 帰宅しひとっ風呂浴びてから仕込みに入る。灰汁とりですな。外皮を外し、よく水洗いした筍を深手の鍋にブチ込み、そこに糠ととうがらしを投入し、弱火でコトコト煮るコト3〜4時間(筍のサイズや成長度合いによってまちまち)。これで下ごしらえが完成です。後は炒めるなり(キャベツと豚肉と一緒に炒めると美味い)パスタに入れるなり、普通に煮るなりして、どうぞ。ちなみに、筍ご飯にする場合は好みにもよりますが、事前に味を含ませ、煮た筍(味は染み込んでいつつも、ちょっと固めで。細かく切った油揚げや人参、茸類なんかを入れても良し)を使い、その煮汁と水を半々の分量で炊くと、程よい色と味になるかと。基本は、味を薄めに!薄味は食べる際に修正がききますが、濃くしてしまうと台無しです。とりあえずは、煮汁を少なめ・水多目の比率で試してみて、ご自分の好みの味を発見して下さい。市販の顆粒の「だし」を入れると、減塩でも美味しくなります(炊く前に、ちゃんと煮汁や水に溶かしておくように)。ちなみに、水加減は普通のご飯を炊くときと余り変わらなくても平気(米1カップ=水1カップ)。まぁお好みで。あと、注意点が一つ。これは筍ご飯に限らず筍全般に言えますが、基本的に日持ちがせず傷み易いんで、なるべく早めに食して下さい。筍ご飯は、保温にしてても3日が限度かと。つーか、3日めは普通にイマイチなんで、出来れば一両日中に完食がベスト。
 別に難しいコトは何もないんで、近くに山がある方は掘りに行ってみようw。あと、なにげに私有地だったりするトコなんかもあるんで、基本は隠密行動でw。人に会ったら、低姿勢でにこやかに挨拶を。大掛かりに掘り返してなければ、まぁなんとかなるもんですが、無論自己責任でどうぞ。赦してもらえなくても、当方は一切関知いたしませんのでw。
 ・・・一体、ここはなんのサイトだw。