そろそろ以前まとめ買いした中古同人誌のreviewでも手掛けるかと思ったのですが、これがまた意外に筆が進みません。基本的にほとんどのサークルを現在チェックしてないので、購入しなくなってから現在に至るまでの足跡が不明瞭なんですよね。それに、当時の記憶もかなり曖昧になってしまっていて、細かいメンバーの動向や当時の位置づけなんかがどうにも不鮮明。一発目のR-WORKSからして「ROSさんは、元旅館はなむら>赤Marlさんとか帝羅さんとか描いてたよな>なんで解散したんだっけ・・・」みたいな感じで、肝心な部分の記憶が抜け落ちてる。当時の同人誌とか掘り出せば解決するんですが、それが出来ないから持ってる本を再度入手した、というジレンマ。
 他のサークルなんかも似たり寄ったり。個人的には、ある程度はそのサークルのバック・ボーンなんかもフォローしておきたいのですが、元々あんま思い入れの無いサークルが大半だからなぁ。思い入れが無いって言うと語弊がありますが。
 この日記を読んでる方ならなんとなく分かってもらえるかもしれませんが、基本的に俺は「掘る」行為が好きなのですよ。まだ余り世に知られていないサークルやバンドを掘り起こし、その進化の過程を観賞する。大きく羽ばたいていく所もあれば、ひっそりと消えていく人もあり。従って、育ちきった花には余り興味が持てないのです。無論「俺の知らない所にこんな凄いモノが・・・!」的な驚きは好きなので、どメジャーなネタにも乗っかっていくコトは往々にしてあるのですが、基本は自己発掘型だったり。
 今回購入した本は、大概が俺の「観察」が終了した、立派に巣立っていった作家さん達の作品なのですよ(もしくはハナから観察するまでもなくメジャーだった、みたいな)。なんつーか俺がわざわざ紹介するまでも無いだろ?的な。ただ、ここら辺の見極めが難しいところで、俺が有名だと思ってるだけで、世間的には全く以ってその存在が知られていないってなケースは枚挙に暇が無かったり。現に友人の同人歴10年以上の作家たちでも、意外なほど他サークルの事を知らなかったりするし。そういった事実は、例えるなら「メロディック・ハードコアのバンドを演っていながらBAD RELIGIONを知らない」ぐらいの勢いなワケですよ?例え作家と読者という立場の違いこそあれ、最低限の常識の範疇に入るのでは?という様なサークルでも知らなかったりする。実際ネットなんかでも古参のサークルや過去のサークルなんかに関する情報は、驚くほど少なかったりする(売買記録とかは多いが)。
 そういった状況を鑑みると、やっぱやっといた方が良いのかな〜、とかそんなエクスキューズを並べてみたりw。とりあえず、もう少し記憶を呼び起こしたり情報を集めてみたりしてから判断するかね。バック・ボーンとか抜きで作品単体で紹介ってのもアリかなぁ?ちょっと悩ましいね、どうも。や、メンドくさいワケではないですよw?